マンションサイネージ広告でオススメの会社5選!特徴や料金事例も紹介
更新日:2024.04.14
近年は、マンションサイネージ広告を見かける機会が増えてきました。高い訴求効果が得られる広告出稿先として注目を集めています。
しかし、実際にマンションサイネージへの広告出稿を目指す際には、適切な設置場所や相談先の業者の選定および料金相場など、導入手順に困るケースもあるでしょう。
今回は、マンションサイネージ広告について相談できるオススメの会社を紹介します。また、マンションサイネージ広告の特徴や出稿に必要な料金事例についても解説します。これから広告出稿を検討される方は、ぜひ参考にしてください。
※本記事は、2024年4月13日に調査した時点での情報を掲載しています。閲覧の時期によっては情報に誤りがある可能性があるため、ご留意ください。
目次
マンションサイネージ広告とは
そもそもマンションサイネージ広告とは、マンションに設置されているデジタルサイネージに広告を出稿することです。
マンションには、以前からデジタルサイネージを導入するケースが増えていました。マンション住民に対して、情報共有やお知らせの配信などで利用されていました。そのデジタルサイネージの設備を、広告目的に利用したのがマンションサイネージ広告です。
マンションのエントランスやエレベーター内など、住民の目に留まりやすい箇所にモニターを設置するケースが多いです。チラシやDMよりも視認性が高く、訴求力が期待できます。
マンションサイネージ広告は、特に首都圏のマンションなどで需要が高まってきており、今後さらに普及する傾向があると予想されます。
マンションサイネージ広告の特徴
マンションサイネージ広告には、どのような特徴があるのでしょうか。マンションサイネージ広告を効率よく活用するために、まずはその特徴について理解しましょう。
マンションサイネージ広告の特徴として、主な要素を以下に3点紹介します。
- ターゲティングがしやすい
- エリア指定がしやすい
- 繰り返し情報を届けやすい
ターゲティングがしやすい
マンションサイネージ広告は、広告を訴求するターゲティングがしやすい利点があります。マンションサイネージ広告は、当該マンションの住民がターゲットとなります。
マンションには、似たような家族構成や経済力の世帯が入居するケースが多いです。そのため、ターゲットとする属性の世帯が多く入居していると予想されるマンションに広告出稿をすると、高い訴求効果が期待できます。
また、時間帯によって配信内容を切り替えるのも効果的です。早朝や夕方にはサラリーマンに向けた広告を配信し、昼間は主婦を意識した内容に切り替えるなどの対応が可能です。
エリア指定がしやすい
マンションサイネージ広告の場合は、エリアの指定ができるのも大きな利点です。広告配信をする地域を指定し、ターゲット層を意識した出稿ができます。
マンションの規模が同じであったとしても、エリアの異なるマンションでは住民が持つニーズや価値観は異なるのが一般的です。駅から近いマンションと、ロードサイドにあるマンションとでは、住民の属性が違っているのも納得できるでしょう。
チラシやDMなどの手法を用いる場合は、マンションごとに配布資料や訴求方法を変えないといけません。一方、マンションサイネージへの広告出稿であれば、エリアごとに配信内容を簡単に切り替えられます。
繰り返し情報を届けやすい
マンションサイネージ広告は、住民に対して繰り返し情報を届けられるのも大きな利点です。マンションのエントランスやエレベーター内など、目につきやすい場所に設置されたモニターは、住民の目に触れる機会が多くなります。
同じ内容の広告を繰り返し配信して、商品やサービスへの認知度を高められる効果が期待できます。また、ストーリー性を持たせた広告を段階的に配信することにより、さらに高い関心を持ってもらう戦略も可能です。
住民が毎日目にする場所に設置されているデジタルサイネージは、繰り返し情報を配信する手法に適しています。
マンションサイネージ広告の設置場所
マンションサイネージ広告用モニターが設置される場所は、住民が毎日通行し目に留まる場所にするのが良いでしょう。マンションの場所ごとの特徴を理解して、適切に設置するのが大切です。
マンションサイネージ広告を設置する理想的な場所として、主なものを以下に3例紹介します。
- エントランス
- 共有スペース
- エレベーター
エントランス
エントランスは、マンション住民が必ず通行する場所といえるでしょう。エントランスとは、マンションの入り口あるいは玄関にあたる場所です。マンションによっては各部屋のポストや宅配ボックスが設置されているため、通行の機会が多い場所です。
これまで、マンションのエントランスには掲示板のスペースがあり、各種案内やお知らせを紙面で掲示するケースが一般的でした。掲示板スペースの代わりにデジタルサイネージを設置して、活用するケースが近年は増えています。
マンション住民への情報提供用に設置したデジタルサイネージを広告出稿用に利用すると、住民への高い訴求効果が期待できます。
共有スペース
マンションの共有スペースに、デジタルサイネージ用モニターを設置する事例も増えています。共有スペースとは、1階に設置されているケースが多い住民用小休止スペースで、戸数が多いマンションで多くみられます。
共有スペースは、主に家族が休憩に活用したり、住民の主婦が集まって会話したりする場所として利用されるケースが多いです。マンション住民独自のイベントが開催されるケースもあります。
共有スペースにマンションサイネージ広告を設置することで、スーパーのセール情報で主婦層をターゲットとするなど、目的に合った広告出稿が可能です。
エレベーター
エレベーター内も、マンションサイネージ広告の設置場所として多くみられます。高層マンションであれば、ほぼすべての住民がエレベーターを利用するため、視認性の高さが期待できます。
エレベーター内は密閉空間であるため、デジタルサイネージのモニターを何気なく見る方が多いです。エレベーターに乗る数秒間とはいえ毎日広告を見ることになるため、広告の内容が印象に残りやすくなります。
広告以外にも、住民向けのお知らせ情報や天気予報などのコンテンツを発信することで、住民の満足度向上につながるでしょう。密閉空間であるエレベーターは、マンションサイネージの設置場所として適しています。
マンションサイネージ広告でオススメの会社5選
マンションサイネージ広告は高い訴求効果を得られるツールですが、実際に設置を検討する際は専門業者に相談するのが良いでしょう。サイネージ設置の実績が十分あり、広告をマンションに導入する提案力のある業者を選択するのが大切です。
マンションサイネージ広告の相談先としてオススメの会社を、以下に5社紹介します。
- NTTテクノクロス株式会社
- デジタルクルーズ株式会社
- 三和サインワークス株式会社
- 株式会社ファミリーネット・ジャパン
- エレコム株式会社
NTTテクノクロス株式会社
NTTテクノクロス株式会社は、電話や情報通信システムの設計・開発・運営などを行なっているNTTグループに属する企業です。デジタルサイネージ事業も展開し、これまで17,000以上のモニター設置を行ってきた実績があります。
豊富な実績を活かして、最適なデジタルサイネージ設置の提案を受けられます。マンションサイネージについても、マンションの規模や住民の属性などにマッチしたモニター設置のサポートを受けられるでしょう。
NTTテクノクロスには大手業者としての経験と知識があるため、初めてのデジタルサイネージ導入においても信頼して相談できます。
デジタルクルーズ株式会社
デジタルクルーズ株式会社は、クラウド型デジタルサイネージ配信システムを専門的に取り扱っている業者です。クラウド型のサービスを提供できる業者であるため、マンションにサーバーなどの周辺機器を設置する必要がありません。
コンテンツの作成や運用管理を一括で任せられるため、手間をかけずにマンションサイネージの導入が可能です。遠隔で配信内容を切り替えることもできるため、ターゲット層を意識した広告発信も簡単に行えます。
タッチパネル形式のモニターや多言語コンテンツにも対応しているなどあらゆる用途に対応できるので、さまざまな相談ができるでしょう。
三和サインワークス株式会社
三和サインワークス株式会社は、主に店舗看板やコインパーキングなどのLEDライトの設置を行っている業者です。関連事業としてデジタルサイネージの設置にも取り組んでおり、豊富な実績を持ちます。
担当者が丁寧なヒアリングを行い、サイネージ設置の目的や課題などを明確にし、最適なプランの提示および運用支援まで一貫したサービスが受けられます。
デジタルサイネージモニターのフレームをカスタマイズ対応できる点も、三和サインワークスの特徴です。金属製・木製など設置場所や用途に適したモニターの設置が可能になります。
株式会社ファミリーネット・ジャパン
株式会社ファミリーネット・ジャパンは、マンション向けインターネット接続サービスを提供している会社です。全国のマンションにインターネット接続サービスを提供してきた実績を活かし、デジタルサイネージ設置の事業も実施しています。
タッチパネル方式のデジタルサイネージの導入ができるため、パソコン操作に不慣れな方でも手軽に管理できるのが特徴です。大小さまざまなサイズのモニターを用意しているため、設置場所や用途に見合った適切なデジタルサイネージを提供してもらえます。
ファミリーネット・ジャパンに相談すれば、マンションにおけるインターネット接続の実績を活かし、訴求力の高い魅力的なデジタルサイネージの設置を実現できます。
エレコム株式会社
エレコム株式会社は、パソコン周辺機器や生活家電などさまざまな電子機器の製造販売を行っている業者です。近年は、電子機器製造で培ってきたノウハウを活かし、デジタルサイネージ事業も展開しています。
クラウド型のマンションサイネージ導入が可能で、コンテンツ配信の切り替えや配信作業の運用管理のサポートを受けられます。デジタルサイネージの運用に手間をかけたくない場合は、エレコムのクラウド型サービスを選ぶと良いでしょう。
タッチパネル対応のモニター導入にもノウハウを持っており、住民との双方向のコミュニケーションも可能です。
マンションサイネージ広告の料金事例
マンションサイネージ広告の導入を検討する際に気になるのが、料金相場ではないでしょうか。費用対効果を高めるため、あらかじめ広告導入にかかる費用相場をつかんでおきましょう。
マンションサイネージ広告の料金事例として、以下の3つのエリアにおける相場を紹介します。
- 東京都渋谷区エリア
- 東京都世田谷区エリア
- 東京都全域
東京都渋谷区エリア
東京都渋谷区エリアにおけるデジタルサイネージ広告の料金事例を紹介します。
種類 | 掲載期間 | 放映秒数 | ロール長 | サイネージ面数 | 料金(税込) |
サイネージのみ | 4週間 | 15秒 | 240秒 | 25面 | 352,000円 |
サイネージ+フライヤー | 4週間 | 15秒 | 240秒 | 25面 | 495,000円 |
※調査日:2024年4月13日
引用元:オーマッチ公式HP
東京都渋谷区エリアは、主にビジネスマンや若年層が入居する単身者用マンションが多いです。最新ファッションやトレンドなど、最先端の情報に関連する広告と相性が良いでしょう。
フライヤー付きで、紙面チラシも合わせた広告掲載により、さらに高い訴求効果が期待できます。
東京都世田谷区エリア
東京都世田谷区エリアにおけるデジタルサイネージ広告の料金事例を紹介します。
種類 | 掲載期間 | 放映秒数 | ロール長 | サイネージ面数 | 料金(税込) |
サイネージのみ | 4週間 | 15秒 | 240秒 | 10面 | 231,000円 |
サイネージ+フライヤー | 4週間 | 15秒 | 240秒 | 10面 | 275,000円 |
※調査日:2024年4月13日
引用元:オーマッチ公式HP
東京都世田谷区エリアは、経済的に余裕のある富裕層が多く集まる地域です。ブランド商品やスポーツジムなどの広告発信に相性が良い地域といえるでしょう。
ファミリー向けマンションが多いのも同地域の特徴です。家族で利用できる商品やサービスに関する広告発信も、高い訴求効果が期待できます。
東京都全域
東京都全域におけるデジタルサイネージ広告の料金事例を紹介します。
種類 | 掲載期間 | 放映秒数 | ロール長 | サイネージ面数 | 料金(税込) |
サイネージのみ | 4週間 | 15秒 | 240秒 | 362面 | 2,520,000円 |
サイネージ+フライヤー | 4週間 | 15秒 | 240秒 | 362面 | 3,300,000円 |
※調査日:2024年4月13日
引用元:オーマッチ公式HP
東京都全域のマンションに一斉に広告発信をするとなると、地域限定よりも費用は高額になります。しかし、その分広範囲のマンション居住者に情報発信ができるのが魅力です。
幅広い層に届く広告であるかを十分検討し、費用対効果を高められるように工夫することが大切です。
まとめ
マンションサイネージ広告のメリットとして、ターゲティングやエリア指定のしやすさなどを紹介しました。また、マンションにはデジタルサイネージを設置するのに適した場所が多い点についても解説しました。
デジタルサイネージ広告を出稿する際には、自社に適した広告代理店を選ぶ必要があります。
広告代理店を選ぶ際には、価格相場や実績・対応スピードや担当者の対応など、さまざまな項目を比較しましょう。