エレベーター広告とは?メリット5選やデメリット、成功事例も紹介

現在では、さまざまな場所でエレベーター広告を見かけるようになりました。商業施設はもちろん、住宅用マンションのエレベーターでも広告が掲載されているケースが多いです。

エレベーター広告の高い集客効果を期待して、出稿を検討している方も多いのではないでしょうか。しかし、実際に出稿をするとなると、どのように手続きを進めればよいかわからない方もいるでしょう。

今回は、エレベーター広告の特徴を解説します。メリットやデメリットおよびオススメの活用場所、成功事例などについても紹介します。ぜひ本記事を参考に、エレベーター広告の出稿について検討してください。

また弊社では、トイレ空間でのデジタルサイネージ広告掲載サービスxAdbox(アドボックス)を展開しています。

xAdbox(アドボックス)は、トイレ空間で個室トイレの利用者に訴求力の高い広告配信をおこない、高い宣伝効果を実現しています。エレベーター広告とあわせて活用することで、ターゲットに向けて効果的な広告配信ができます。

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エレベーター広告とは何か?

そもそも、エレベーター広告とはどのような広告媒体でしょうか。エレベーター広告とは、エレベーターホールやエレベーター内に設置されたデジタルサイネージを活用した広告です。

デジタルサイネージについてよく知らないという方は、下記記事にて詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

エレベーター内に設置した広告は、注目される可能性が高いと考えられています。電磁遮蔽によりスマートフォンが圏外になるケースが多いため、手持無沙汰になるケースがあるからです。

また、エレベーターはほかの利用者と相乗りとなるため、閉鎖空間での緊張感が生まれます。目のやり場に困った利用者は、表示されている広告に自然と目が行きがちになります。

このため、エレベーター広告はサービスPR・購買促進・ブランドイメージの訴求および向上などに効果的です。

実際にエレベーター広告を活用して成功した事例は、日本国内だけでなく世界各地で見られています。今後も、エレベーター広告への注目度はますます高まっていくと考えられます。

エレベーター広告のメリット

エレベーター広告の出稿には、どのようなメリットがあるでしょうか。主なメリットについて、以下に5例紹介します。

  • 多くの人に注目されやすい
  • 単純接触効果を狙える
  • BtoBと相性がよい
  • 決裁者の目に留まりやすい
  • 視覚と聴覚の両方へアプローチできる

出稿を検討している方は、まずはエレベーター広告活用のメリットを理解してください。

多くの人に注目されやすい

エレベーター広告は、多くの人に注目されやすい特徴があります。エレベーターという閉鎖空間の中では、利用者の間に緊張感が生まれ、表示される広告に自然と目が行きがちになります。

また、スマートフォンの電磁遮蔽が発生して圏外の状態になり、手持ち無沙汰になるのも大きな要因です。一般的なフロアに広告を掲載しても、通行客は足を止めて広告を見ないケースが多いでしょう。

エレベーターという空間を活かした広告は、エレベーターの利用者の注目が集まり、高い集客効果が期待できます。短時間とはいえ、広告への注目度が高く印象に残りやすいのは大きなメリットといえます。

単純接触効果を狙える

エレベーター広告への出稿により、単純接触効果が狙えます。単純接触効果とは、広告を繰り返し見ることにより、商品やサービスに対して関心の度合いが強まる効果を指します。

エレベーターに設置している媒体から同時刻に毎日同じ広告を配信することで、ターゲットに対して繰り返し広告を見てもらえる可能性が高くなるでしょう。

同時刻に同じ広告の配信をするとともに、週に1回程度の頻度で同ジャンルの別商品を紹介するなど、購買意欲の幅を広げる工夫をすることも可能です。

オフィスビルや住宅施設に設置されているエレベーターは、定期的に利用する人にとって利用時間が決まっているケースが多くありますこのため、エレベーター広告は、単純接触効果が狙える情報発信手段であるといえるでしょう。

BtoBと相性がよい

エレベーター広告は、BtoBの事業形態と相性がよいと考えられています。BtoBとは、「Business to Business」の略で、企業対企業の取引を指す言葉です。

BtoBの特徴として、成約までの段階が多く、時間がかかる点が挙げられます。得意先企業の中でも多くの決裁段階が必要とされているケースが多く、受注成立までの時間と手間は大きいです。

そこで、視認性が高く視聴者の印象に残りやすいエレベーター広告を実行することにより、多くの顧客に商品やサービスの魅力を効率よく伝えることができます

本来はプロモーション活動が難しいBtoBにおいても、効率よく集客効果を高められ、スムーズに成約にいたる可能性を高められるでしょう。

決裁者の目に留まりやすい

エレベーター広告は、顧客の決裁者の目に留まりやすい特徴があります。特に、前述のようにBtoBにおいて高い効力を発揮します。

高位の決裁者に商品やサービスのプロモーションをするのは、本来であれば簡単におこなえるものではありません。顧客内における多くの段階を経て、最終的にアピールの機会が得られるのが一般的です。

しかし、エレベーター広告であれば利用者すべてに広告を視聴してもらえるチャンスがあります。決裁者も利用するエレベーターに広告を出稿すれば、商品やサービスのプロモーションも実現可能でしょう。

エレベーター広告の出稿により、本来アピールが難しい高位の決裁者の目に留まりやすいのは、BtoBにおいて大きなメリットといえるでしょう。

視覚と聴覚の両方へアプローチできる

エレベーター広告は、デジタルサイネージの活用により、視覚と聴覚の両方からのアプローチが可能です。これまでの紙面の広告では、静止したテキストと画像のみのアプローチが主流でした。

しかし、近年のエレベーター広告の多くがデジタルサイネージを導入しています。動画を流し、かつ音声を加えることにより、さらに高い視認性と注目度を確保できるでしょう。

また、動画の場合はストーリー性を加えるのも容易に行えます。商品やサービスの利用者の感想や、開発の過程などをストーリーにして紹介すると、より印象的な広告に仕上げられます。

商品やサービスの特徴や価格など、伝えたいポイントを強調するような広告展開もオススメです。最もアピールしたいポイントで目立つテキストを用いるなど、演出も自在におこなえます。

エレベーター広告のデジタルサイネージを用いて、視覚と聴覚の両方からアプローチをおこない、高い集客効果を目指しましょう。

エレベーター広告のデメリット

エレベーター広告に出稿するメリットについて、これまで紹介してきました。しかし、同時に注意したいデメリットも存在します。以下に、主なデメリットを2点紹介します。

  • 競合他社の広告とバッティングする可能性がある
  • 制作費用がかかる

エレベーター広告への出稿を検討する際は、メリットとデメリットの両面を踏まえて総合的に判断しましょう。

競合他社の広告とバッティングする可能性がある

エレベーター広告の出稿をおこなったところ、競合他社の広告とバッティングする可能性がある点は注意が必要です。同様の商品やサービスの広告が同時に表示されると、視聴者に悪い印象を与えかねません。

もし競合他社の方が品質に優っている場合、自社の広告が引き立て役のようになってしまい、マーケティングにおいて逆効果となってしまうかもしれません。

エレベーター広告の出稿をする際は、すでに配信されている内容や他社の利用状況の確認は必須です。広告効果を最大限に高めるため、事前に確認すべきところは必ずチェックするようにしましょう。

制作費用がかかる

エレベーター広告を出稿するためには、コンテンツの制作費用がかかります紙面のポスターなどよりも、コンテンツ制作にノウハウも必要になるため、知識や経験がないと対応は難しいでしょう。

自社でコンテンツの制作が難しいと感じる場合は、弊社のxAdboxにご相談ください。xAdboxは、主にトイレでのデジタルサイネージ広告の出稿をサポートしている専門会社です。

視認性の高い効果的なコンテンツ作りも、積極的におこなっています。エレベーター広告で活用するコンテンツ作りのノウハウがないお客さまに対して、丁寧かつ最適なご提案をさせていただきます。

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エレベーター広告の活用場所

エレベーター広告のメリットとデメリットを理解したうえで、どこで広告が活用されているか理解しましょう。出稿先として、自社の商品やサービスと相性のよい場所を選択するのがオススメです。

エレベーター広告の活用事例として、広く採用されている主な場所を以下に4箇所紹介します。

  • オフィスビル
  • 住宅用マンション
  • 地方公共団体
  • 医療機関

オフィスビル

企業が入り、営業活動などの拠点となるオフィスビルには、多くの人が訪れます。自社社員はもちろんのこと、企業の経営者やそのオフィスを訪れる取引先の担当者など、人の往来は多いです。

多くの人が出入りするオフィスビルのエレベーターに広告を設置することは、マーケティングにおいて非常に意味があります。効率よく自社商品やサービスをアピールできるでしょう。

オフィスビルは、普段は直接アプローチできないような高位の決裁者が出入りする機会も多いです。オフィスビルのエレベーターに広告を設置することは、多くの決裁者へのアピールという意味合いも期待できます。

住宅用マンション

一般市民が暮らす住宅用マンションも、エレベーター広告の活用場所としてオススメです。マンション居住者のほとんどは、毎日のようにエレベーターを利用するため、広告に触れる機会も多くなります。

特に、高層マンションのようにエレベーターに乗る時間や回数が多いと、さらに高い集客効果が期待できます。また、富裕層に向けた広告と相性がよい点も注目です

繰り返し広告を掲載して印象付けをおこなったり、定期的に視聴内容を変えてストーリー性を持たせたりと、活用方法はさまざま考えられます。

地方公共団体

都道府県の庁舎や市区町村の役所など、地方公共団体の施設もエレベーター広告の設置場所として広く活用されています。施設を訪れる市民や職員などへの情報発信に効果的です。

エレベーター広告の出稿者を募集する自治体も多く、活用方法はさまざまです。地方公共団体の施設は、幅広い年齢層の市民が訪れるため、あらゆる生活層へのアプローチが期待できます。

地方公共団体が主導で実施するイベントなどのPRに利用されたり、施設内の案内板としての活用も多く見られる事例です。

医療機関

病院やクリニックなどの医療施設でも、エレベーター広告を利用するケースが多くあります。医療機関におけるエレベーター広告のターゲット層は、高齢者や入院患者など限定的です。

高齢者向け入居施設や健康グッズなどの広告と相性が良く、ターゲティング戦略を立てやすい設置場所といえます。

医療施設内では、電波の影響を懸念してスマートフォンなどの携帯端末の使用を禁止しているケースが多いため、エレベーター広告への視聴の高さが期待できます。

エレベーター広告の成功事例

現在では、実際に多くの施設のエレベーターでデジタルサイネージタイプの広告媒体を見かけるようになりました。出稿先として魅力的な事例も多く、今後もますます利用される機会は増えるでしょう。

エレベーター広告を展開して、成功を収めた事例も多く見られます。今回は、成功事例のうち有名なものを2例紹介します。

  • エレシネマ
  • LiftSPOT

他社の成功事例は、今後のマーケティング戦略を検討するうえで大いに役立つので、ぜひ参考にしてください。

エレシネマ

エレシネマは、エレベーター内プロジェクションメディアという新しいエレベーター広告の手法です。タブレットなどの広告投影媒体を用意せず、プロジェクターを使ってエレベータードアやその上部に広告を投影します。

エレベーターが止まると映像も止まり、動き出すと投影が開始される仕組みです。エレベーター利用者の目を引く画期的な取り組みで、高い視認性が期待されています。

エレシネマは、株式会社東京と三菱地所株式会社との合併会社であるspacemotion株式会社によって共同開発されました。エレベータードアを投影スクリーンとして利用するアイデアは、非常に斬新であるため注目度が高いです。

エレシネマのようなツールは、今後多くのオフィスビルや商業ビルのエレベーターで利用されると思われます。広告の出稿場所として活用できる機会も増えてくるのではないでしょうか。

参考:PRTIMES

LiftSPOT

LiftSPOTは、エレベーターメディア株式会社という企業が手掛けるエレベーターサイネージメディアです。

エレベーターメディア株式会社は、エレベーター広告におけるデジタルサイネージ導入を支援する専門業者です。

事例のひとつとして、四日市市と連携し、ListSPOTを通じて「地方創生応援プロジェクト」第12弾の情報発信をサポートしました。

全国の居住用マンションなどでエレベーター広告を展開し、プロジェクトの情報をお届けしています。デジタルサイネージ企業と自治体が手を組んで展開する、注目のコラボレーションです。

PR動画として、2023年11月に開催されるB級グルメのイベント広告が配信されました。全国規模で居住用エレベーターに広告を配信し、注目を集めた成功事例といえるでしょう。

デジタル広告企業と自治体が連携する一例として紹介しましたが、今後もこのような取り組みは増えてくると予想されています。

参考:LiftSPOT

低予算で利用できるデジタルサイネージ広告なら「xAdbox」

エレベーター広告の導入事例について、代表的なものを紹介しました。メリットの多い手法とはいえ、費用の高さを心配する企業担当者の方も多いのではないでしょうか。

デジタルサイネージの導入における費用が気になるのであれば、ぜひ弊社のxAdboxの利用をご検討ください。xAdboxは、トイレにおけるデジタルサイネージの導入を支援するサービスです。

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まとめ

以上、エレベーター広告についての解説をしてきました。エレベーター広告は視認性が高いなどのメリットがあるので、高い集客効果が期待できます

すでにエレベーター広告にデジタルサイネージを導入した事例は多く見られます。

エレベーター広告では、限られた空間で利用者にアピールするため視認率が高く、広告効果も期待できます。

商品・サービスのプロモーションで悩みを抱えている人は、ぜひ一度エレベーター内サイネージ広告について検討してみてください。