渋谷のデジタルサイネージ広告会社を比較!代表的な掲載場所も一挙紹介
更新日:2024.04.30
流行やカルチャーの先端をいく若者の街として知られる渋谷。渋谷スクランブル交差点や渋谷駅周辺などは、日々多くの人で賑わっています。
近年の再開発もあり、集客力のある渋谷を広告出稿の候補として情報発信したいと考える企業も多いのではないでしょうか。
デジタルサイネージ広告は、ブランディングやプロモーションなどさまざまなメリットがありますが、広告出稿にあたっては場所の選定が重要です。
本記事では、渋谷でデジタルサイネージ広告を出稿するときの広告会社と代表的な掲載場所を紹介します。渋谷が最適な理由や屋外・駅構内の価格相場も紹介します。
それぞれの掲載スポットを比較し、自社の目的にあった広告出稿を成功させてください。
※本記事は、2024年4月20日に調査した時点での情報を掲載しています。閲覧の時期によっては情報に誤りがある可能性があるため、ご留意ください。
渋谷がデジタルサイネージ広告の出稿に最適な理由
渋谷では、大型ビジョンによる屋外広告や駅構内のデジタルサイネージなど、多くの場所でデジタルサイネージによる広告宣伝が活用されています。
渋谷がデジタルサイネージ広告に最適な理由はどういった点なのでしょうか。
- 1日約330万人が乗降する渋谷駅がある
- 若年層だけでなく幅広い年齢層の人が訪れる
- 大規模再開発によりさらに注目が集まっている
上記のような点が、渋谷がデジタルサイネージの広告出稿に適している理由といえます。
それでは、個別に見ていきましょう。
1日約330万人が乗降する渋谷駅がある
渋谷駅は、JR東日本をはじめ東急、京王線、東京メトロなど4社9路線が乗り入れる駅で、1日平均乗降客数は約330万人と多くの人が利用しています。
通勤・通学の利用者に加え、観光客、関東近郊から都心へアクセスする際に利用する人も多いです。そのため、露出の多いデジタルサイネージ広告を出稿するのに最適な街といえるでしょう。
多くの人が利用する渋谷駅で、デジタルサイネージによる広告を宣伝すれば、多くの人にアピールできるため、高い宣伝効果が期待できます。
若年層だけでなく幅広い年齢層の人が訪れる
ショッピングや食事など利便性のよい渋谷は、今や若年層だけでなく幅広い年齢層の人が訪れる街です。
渋谷には、若者のトレンドを牽引する大型商業施設が多くあります。また、近年大規模な再開発により、大人をターゲットとした商業施設もオープンしています。
デジタルサイネージによる広告を出稿すれば、短期間で多くのリーチ数が獲得できるでしょう。
また、待ち合わせスポットとして有名なハチ公前広場や渋谷スクランブル交差点は、多くの人が滞留するエリアです。視認範囲も広く、大型ビジョンによるデジタルサイネージ広告により、強い訴求力のある宣伝が可能です。
大規模再開発によりさらに注目が集まっている
渋谷は大規模な再開発プロジェクトが進行中で、渋谷スクランブルスクエアや渋谷ヒカリエといった商業施設がオープンし、注目されている街です。
渋谷駅や商業施設には多くのデジタルサイネージが設置されているため、購買意欲の高い若者や観光客など、ターゲットに合わせて宣伝できます。利便性がよく注目を集めている渋谷は、デジタルサイネージ広告出稿に適しているといえるでしょう。
大人世代をターゲットにした施設や、ビジネスの拠点にする企業も増えています。そのため、多くの人に訴求できるデジタルサイネージ広告を出稿する企業は今後も増えていくことでしょう。
渋谷でのデジタルサイネージ広告出稿を取り扱う会社5選
日本有数の屋外デジタルサイネージが複数ある渋谷で、広告を出稿したいという企業は多く、どこに掲載したら効果があるのか迷う方も多いことでしょう。
ここでは、渋谷でオススメのデジタルサイネージを取り扱う広告会社を5社紹介します。
- 株式会社ヒット
- 株式会社東急エージェンシー
- 株式会社春光社
- LEDTOKYO株式会社
- 株式会社ムサシノ広告社
それぞれの特徴を解説しますので、渋谷でデジタルサイネージ広告を出稿したい方は、ぜひ参考にしてください。
株式会社ヒット
株式会社ヒットは、屋外広告・交通広告全般を取り扱う広告代理店です。スクランブル交差点に面したデジタルサイネージ「シブハチヒットビジョン」は、単面広告用では日本最大級のサイズとなっています。
また、複数面で連動放映できる媒体や肉眼3D放映など、さまざまな放映プランがあるのも特長です。
屋外広告のプロフェッショナルとして、クリエイティブの企画から制作までサポート体制が整っているので、一貫して依頼したい方に向いています。
参照:株式会社ヒット
株式会社東急エージェンシー
株式会社東急エージェンシーは、1961年設立の東急グループの広告代理店です。渋谷を拠点として、マスメディア広告から交通・屋外メディアの運営・管理、イベントや販促支援など営業品目が多数あるのが特長です。
東急線や東急バスの交通広告と渋谷駅周辺の広告媒体を取り扱う「TOKYU OOH」を展開しています。デジタルメディアの実績が豊富で、車内液晶モニター広告・大型デジタルサイネージ・ホームドアサイネージ・壁面サイネージなどの制作実績が多数あります。
株式会社春光社
東京都中央区にある春光社は、交通系の広告代理店として90年以上の豊富な経験がある会社です。交通広告や車両広告、駅・バスの広告、デジタルサイネージメディアによる広告を得意としています。
また、新幹線広告や空港メディア、タクシー広告なども手がけていて豊富な実績があるので、交通広告を検討している人にオススメです。
春光社では、動画制作もおこなっていて、自社のポスターや看板、チラシなどの印刷物のデータを元に動画制作を依頼できます。動画制作のコストを抑えて広告出稿したい方に向いています。
参照:株式会社春光社
LED TOKYO株式会社
デジタルサイネージの総合ブランドLED TOKYO。自社ブランドによる高品質のLEDビジョンや屋外用、屋内用の液晶ディスプレイをリーズナブルな価格で販売しています。
商業施設や店舗をはじめ、イベント、展示会用など豊富なラインナップがあり、ニーズにあったディスプレイを導入できます。
また、短期のレンタルも可能なため、コストを抑えて利用したい方にオススメです。デジタルサイネージの設置からコンテンツ制作、運用、保守までトータルでサポートが受けられるので、安心感が持てるでしょう。
参照:LEDTOKYO株式会社
株式会社ムサシノ広告社
東京都新宿にあるムサシノ広告社は、90年以上の豊富な経験と実績がある総合広告代理店です。
テレビCMや雑誌広告といったマス広告をはじめ、交通広告、デジタルメディアまで幅広い広告媒体があるのが特長です。
ムサシノ広告社では、広告計画総合支援システムMARSを用いて詳細なターゲット設定と広告到達ベースでシミュレーションが可能です。
総合広告代理店の強みを活かし、マーケティングプランニングから市場調査、広告効果測定などトータルでプランニングしてもらえるでしょう。
参照:株式会社ムサシノ広告社
渋谷のデジタルサイネージ広告の出稿価格相場
渋谷でデジタルサイネージ広告出稿にかかる費用を知りたい方も多いのではないでしょうか。
ここでは、渋谷のデジタルサイネージ広告の費用相場の主な例を紹介するので、広告を検討する際の参考にしてください。
渋谷のデジタルサイネージ広告の費用相場
種類 | 詳細 | 掲載時間 | 期間 | 料金(税込) |
電車内広告 | 東急4路線
電車内サイネージ |
15秒
1回/13分 |
1週間 | 1,650,000円 |
駅構内広告 | ビッグサイネージ
プレミアム広告 |
買切り | 7日間 | 4,950,000円~ |
駅構内広告 | J・ADビジョン渋谷(渋谷駅ハチ公改札) | 15秒
1回/6分 |
7日間 | 198,000円~ |
屋外ビジョン | シブハチヒットビジョン | 15秒
4回/1時間 |
7日間 | 550,000円 |
屋外ビジョン | 東急 渋谷スクランブルスクエアビジョン | 15秒
20回/1時間 |
7日間 | 1,650,000円 |
タクシー広告 | GROWTH 東京エリアECONOMY VIEW | 30秒 | 1週間 | 3,300,000円 |
渋谷は屋外デジタルサイネージ広告や駅構内など、媒体によって幅広くあるのが特徴です。
料金相場は、出稿する時期によって変動します。実際に出稿する際は、管理会社にお問い合わせください。
渋谷屋外の主要なデジタルサイネージ広告出稿場所
渋谷駅前にあるスクランブル交差点周辺は、通行量が多いことで有名です。周辺には多くの大型ビジョンがあり、デジタルサイネージによる広告放映で、何千、何万という人が注目します。
ここでは、渋谷屋外の主要なデジタルサイネージ広告掲載場所を紹介します。
- Q’s EYE
- グリコビジョン
- 渋谷スクランブルスクエアビジョン
- シンクロ7シブヤヒットビジョン
- BIGBOSS 3Dビジョン
渋谷の屋外デジタルサイネージ広告は人気を博しているため、かなり早めの申込が必要になることがあります。大々的に大型デジタルサイネージで広告放映をしたい場合は、早めに検討した方がよいでしょう。
Q’s EYE
Q’sEYEは、渋谷スクランブル交差点前にあるQFRONTビル壁面に設置されている媒体です。メインビジョン以外にバナービジョンの放映も可能で、注目率、視認率ともに高い媒体といえます。
Q’sEYEの特徴
- 音声がありハチ公前で目立つため、話題性がある
- HD画質に対応しているので、CM素材が使用可能
1日30万人以上の通行があるスクランブル交差点に面しているため、インパクトのある広告宣伝が可能です。サイズはH縦7.28m×W12.95mで、9時~24時の間で1時間あたり15秒素材×4回を7日間放映で1,100,000円(税込)となっています。参照:株式会社春光社
グリコビジョン
パネルが目立つ赤い色のグリコビジョンは、渋谷スクランブル交差点に面するビル壁面に設置されています。音声も聞こえやすく、ビジョンの位置が低いため、歩行者から見やすい点もポイントです。
グリコビジョンの特徴
- 他のビジョンとシンクロ放映が可能
- 街に向かう歩行者、駅に向かう歩行者どちらも訴求が見込める
サイズはH3.45×W6.35mで、9時~24時の間で1時間あたり15秒×2回放送で、7日間467,500円(税込)です。特定の業種や商品は放映不可となっているため、事前に問い合わせた方がよいでしょう。
参照:交通広告ドットコム
渋谷スクランブルスクエアビジョン
渋谷スクランブルスクエア東棟壁面に設置された、注目度の高い大型屋外デジタルサイネージです。
遠くからでも良く見えるこのビジョンは、逆三角形のユニークな形状が特徴です。思わず目がいってしまうような、インパクトのある宣伝も狙えます。
渋谷スクランブルスクエアビジョンの特徴
- 駅に直結しているため、駅の利用者に向けた訴求が見込める
- ビジョンに特徴があるため、個性のある広告配信で差別化ができる
9時~24時の間で1時間あたり15秒6枠の7日間で、1,650,000円(税込)で掲載可能です。
人気商業施設のため、さまざまな世代へ向けて高い広告宣伝効果が期待できるでしょう。
参照:TOKYU OOH
シンクロ7シブヤヒットビジョン
渋谷の宮益坂下エリアに位置するシンクロ7シブヤヒットビジョンは、さまざまな形状をしたLEDビジョンがセットになった媒体です。
3棟のビルに設置されたデジタルサイネージは、全7面(屋上6面+壁面1面)で構成され、7面シンクロ放映を常時おこなうなど、画期的なシステムを採用しています。
シンクロ7シブヤヒットビジョンの特徴
- 肉眼3D広告のビジョンが活用できる
- 視認エリアが広範囲で、7面を活かした連動放映が可能
シブハチヒットビジョンとの8面シンクロ放映も可能です。こちらのデジタルサイネージを提供しているヒットでは、月額定額制で利用できる「DOOHサブスクプラン」があります。
参照:株式会社ヒット
BIGBOSS 3Dビジョン
渋谷センター街入口に設置された、BIGBOSS 3Dビジョンは、飲食ビル屋上に設置されている3D対応ビジョンです。L字型に設置された大型のビジョンで、3D映像による広告はひときわ目を引く存在で、歩行者の視線を惹きつけます。
BIGBOSS 3Dビジョンの特徴
- 立体的なコンテンツ配信により訴求力アップ
- 24時間放映で深夜帯の流動客へも訴求
サイズは H5.60×W6.4m、広告掲載費用は、15秒✖40回30日間で1,430,000円(税込)となっています。
参照:大型ビジョン総合ポータル
渋谷駅内の主要なデジタルサイネージ広告出稿場所
渋谷駅は、多くの路線が乗り入れている大ターミナル駅のため、多くの人に訴求できるデジタルサイネージの広告スポットとして最適です。
ここでは、渋谷駅内の主要なデジタルサイネージ広告出稿場所を紹介します。
- TOQサイネージピラー
- 田園都市線渋谷駅ビッグサイネージプレミアム
- J・ADビジョン渋谷
- 渋谷K-DGウェーブ
- ホームドアサイネージ
駅に設置されるデジタルサイネージ広告は、駅内を移動中やホームで電車を待っている間に視聴してもらえるため、高い宣伝効果が期待できます。
TOQサイネージピラー
TOQサイネージピラーは渋谷駅構内に設置されているデジタルサイネージ広告です。田園都市線渋谷駅や渋谷スクランブルスクエア前、ヒカリエ改札前などにあり、通行量が多く人が集中するエリアで効果的に訴求できます。
TOQサイネージピラーの特徴
- 動線上に設置されているため、駅の利用者に高い訴求力が見込める
- 商業施設近くのため、購買意欲のある層にアプローチが可能
同じコンテンツを同時に配信することで、空間全体に統一感が生まれ、より訴求力が高まります。渋谷ヒカリエ改札前の場合、7柱28面7日間、1,760,000円(税込)〜2,750,000円(税込)で掲出可能です。
参照:TOKYU OOH
田園都市線渋谷駅ビッグサイネージプレミアム
田園都市線渋谷駅ビッグサイネージプレミアムは、地下2階のハチ公前広場につながる出口前に設置されています。全長約25mの存在感のあるディスプレイは、インパクトがあり視認性・注目度の高い媒体です。
田園都市線渋谷駅デジタルサイビッグサイネージプレミアムの特徴
- 横長サイズのディスプレイで、迫力のあるクリエイティブな広告配信が可能
- 広告を視聴する時間が長く、記憶に残りやすい
2019年に設置されたこの媒体は人気があり、申込開始で埋まることも多いので早めのアクションが必要です。広告料金は、7日間4,950,000円(税込)~7,700,000円(税込)となっています。
参照:TOKYU OOH
J・ADビジョン渋谷
J・ADビジョンは、渋谷駅のハチ公改札前にあるデジタルサイネージです。待ち合わせスポットであるハチ公前広場に隣接しているため、若年層や観光客へのプロモーションに向いています。
J・ADビジョンの特徴
- ハチ公改札の近くに設置しているため、乗降客に見てもらいやすい
- 低コストで広告出稿が可能
7日間、4週間、5週間のパターンがあり、2柱8面(65インチ)に6分に1回15秒の放映があります。7日間の場合、198,000円(税込)、4週間で330,000円(税込)と渋谷駅ではリーズナブルに出稿ができます。
参照:交通広告ナビ
渋谷K-DGウェーブ
渋谷K-DGウェーブは、京王井の頭線渋谷駅コンコースにあるデジタルサイネージ媒体です。通行量の多い井の頭線の利用者や商業施設を利用する人へ、高い訴求が可能です。
渋谷K-DGウェーブの特徴
- 駅利用者の動線に沿っているため、高い視認性がある
- AエリアとBエリアを合わせた全56面でジャック展開ができる
Aエリアは全37面、Bエリアは全19面と統一感のある展開ができるのも魅力です。Aエリア7日間、4,400,000円(税込)、Bエリア2,75,000円(税込)、A+Bで、6,600,000円(税込)で掲出できます。
ホームドアサイネージ
ホームドアサイネージは、東急田園都市線渋谷駅ホームに設置されている横型のデジタルサイネージ媒体です。上り下り計42面で期間中、1社独占で広告放映できます。
ホームドアサイネージの特徴
- 電車待ちの乗客へ高いアプローチが可能
- 東京メトロや半蔵門線から乗り入れる利用客に向けても訴求可能
多くの駅利用者に向けて、商品やサービスの認知度拡大が期待できるでしょう。65インチのディスプレイ42面7日間で、1,760,000円(税込)~2,860,000円(税込)で掲載可能です。
参照:TOKYU OOH
まとめ
渋谷は、大規模な再開発プロジェクトにより、若者の街から大人も楽しめる街へと変わりつつあります。ビジネスの拠点も増え、幅広いターゲット層へ向けてデジタルサイネージ広告出稿が期待できます。
広告出稿は、デジタルサイネージの実績が豊富で、ノウハウがある会社に依頼することが大切です。自社に適切な媒体や効果のあるクリエイティブを提案してもらえるでしょう。