イベントプロモーションとは?メリットやデメリット、PR効果を高めるポイントも3つ解説!

イベントプロモーションは、効果的なマーケティング手法として、多くの企業で行われています。

とはいえ、顧客に直接PRする対面やオンラインなどと様々な形式があるため、「自社にマッチした手法を見極めるのが難しい」と感じている担当者もいるでしょう。

また、イベントプロモーションにはメリットがある一方でデメリットも存在するため、実施するにあたって把握して置かなければならない点がいくつかあります。

そこで本記事では、プロモーションのメリット・デメリット、種類や事例について解説します。

また弊社では、トイレ空間でのデジタルサイネージ広告掲載サービスxAdbox(アドボックス)を展開しています。

xAdbox(アドボックス)は、トイレ空間で個室トイレの利用者に訴求力の高い広告配信をおこない、高い宣伝効果を実現しています。イベントプロモーションとしても、効果的な広告配信として活用できます。

サービスの内容や料金、広告出稿までの流れなどをわかりやすく説明した資料を下記より【無料】でダウンロードいただけます。費用対効果の高い広告方法なので、気になる方はぜひご覧ください。

\費用対効果の高いイベントプロモーションなら/

【無料】資料をダウンロードする

イベントプロモーションとは?

イベントプロモーションとは、自社商材を多くの顧客に認知してもらい、購入につなげるために行う販売促進活動のことです。プロモーションイベントとは、イベントプロモーションと同じ意味合いで使われています。

イベント会場で行われる対面式は、顧客に直接PRできることがポイントです。季節や場所などの都合で来場が困難な顧客に対しては、オンラインで開催するなど用途に合った手法を選ぶといいでしょう。

加えて、店頭でのプロモーションについては下記記事でも詳しく解説しています。イベントプロモーションとあわせて企画することで、より効果的に販促ができるでしょう。

プロモーションイベントを検討しているなら、ぜひあわせて参考にしてください。

店舗プロモーション (インストアプロモーション)と販促アイデアの手法と効果、成功事例

イベントプロモーションのメリット4つ

イベントプロモーションの開催を検討するにあたって、メリットがよく分からなければ躊躇してしまうこともあるでしょう。

イベントプロモーションは、広告にはない直接的なPRができます。さらに、顧客の反応や認知拡大効果、短期間での効果が期待できることもポイントです。

それでは、イベントプロモーションのメリットについて詳しく見ていきましょう

  1. サービス・商品を直接プロモーションできる
  2. 顧客の反応が直接伝わる
  3. SNSによる認知拡大が期待できる
  4. 短期間で高いプロモーション効果を発揮できる

サービス・商品を直接プロモーションできる

イベントプロモーションは、サービスや商品を顧客に直接プロモーションできます。

自社商材をプロモーションする際、非対面の場合は顧客に直接的なプロモーションはできません。

会場で開催されるプロモーションイベントでは、顧客に対して対面で自社商材を売り込みます。顧客は商材を手に取ったり、直接話を聞いたりできるため、魅力だけでなくベネフィットをアピールできるのも何よりのメリットです。

オンラインでのイベントプロモーションは、来場が困難な顧客でも参加しやすく、大勢が気軽に参加できるといったメリットがあります。

顧客の反応が直接伝わる

顧客の反応が直接伝わるのも、イベントプロモーションならではのメリットです。

イベント会場を訪れる顧客の中には、自社商材を知らない層や見込み顧客層も多いでしょう。

イベントプロモーションでは、顧客が商品を直接手に取ったり、サービスを体験したりできます。その場で顧客がどんな反応をするのか確認できるので、ユーザーニーズの把握が可能です。

オンラインでのイベントプロモーションは、非対面となりますが、コメントで顧客とのコミュニケーションを図れます。

対面でもオンラインでも、顧客の反応が伝わりやすいのでユーザーの把握に役立つでしょう。

SNSによる認知拡大が期待できる

イベントプロモーションは、SNSによる認知拡大効果が期待できるのもメリットの1つです。

イベント会場を訪れた顧客や、オンライン形式でのイベントプロモーションに参加した顧客の中には、感想や体験したことをSNSで発信する方もいるでしょう。

SNSは情報拡散力に優れているので、イベントプロモーションを知らない層にも情報を伝えられる可能性があります。

イベントプロモーションに参加した顧客が、SNSで情報を拡散すれば、またとない宣伝効果が期待できるのも嬉しいポイントです。

短期間で高いプロモーション効果を発揮できる

イベントプロモーションは、短期間で高いプロモーション効果を発揮できます。

マーケティング戦略には、Web広告やリスティング広告といった選択肢もあります。しかし、広告は成果が出るまでに時間がかかることや、顧客の動向を分析するためには多くのデータが必要となります。

その点、イベントプロモーションは、顧客に対して直接的にアプローチするため、高いプロモーション効果が期待できます。

多くの顧客が来場すれば話題になり、SNSなどで情報を拡散してもらえる可能性があるのも魅力です。

イベントプロモーションのデメリット2つ

イベントプロモーションには、メリットがある一方で、次のようなデメリットも存在します。

  1. イベント開催費用がかかる
  2. 告知を行う必要がある

多くの顧客に自社商材を売り込めますが、準備なしに開催しても思うような成果は得られないでしょう。イベントプロモーションを開催するにも費用がかかりますし、事前の告知が欠かせません。

ここからは、イベントプロモーションのデメリットについて解説します。

イベント開催費用がかかる

イベントプロモーションの開催には、費用が発生します。内容によっても予算は変わりますが、大々的に行う場合は、多くのスタッフが必要です。会場の規模が大きくなるほど、会場費用も高くなります

イベントプロモーションの費用内訳の例を紹介します。

  • 企画・制作費
  • 宣伝費
  • 会場費
  • 人件費(技術スタッフ・司会・コンパニオン・案内係・警備員など)
  • 機材費

数日間にわたり行う場合は、スタッフの宿泊費用やケータリング費用などもかかる可能性があります。

告知を行う必要がある

イベントプロモーションの開催にあたって、告知を行う必要があります。

告知なしでイベントプロモーションを開催しても、集客は期待できないでしょう。

告知方法としては、自社Webサイトや広告、SNSやプレスリリースといった選択肢があります。ただし、イベント内容によっても宣伝方法は異なるため、用途に合った方法を見極めてください

イベントプロモーションのPR効果を高める3つのポイント

イベントプロモーションは、ポイントをおさえることでよりPR効果が高まる可能性があります。

イベントプロモーションを成功させPR効果を高めたいのであれば、ここで紹介する3つのポイントをおさえておきましょう

  1. イベントに訪問するターゲット層を考える
  2. 顧客がSNSで発信できる導線を準備する
  3. 顧客が楽しめる工夫を行う

イベントに訪問するターゲット層を考える

イベントプロモーションを開催するにあたって、訪問するターゲット層を明確化することが大切です。

ターゲット層が曖昧なままイベントプロモーションを実施しても、購入に繋がらなければ対費用効果は下がります。

そのため、自社商材を売り込みたいターゲット層を明確化するための、ペルソナ設定が有効です。

ペルソナ設定とは、性別・年齢・ライフスタイルなどから架空の人物を想定することをいいます。ペルソナ設定でターゲット層を絞り込めば、ユーザーニーズを把握しやすくなります。

ペルソナ設定を社内で共有することで、意思決定がしやすくなるでしょう。

顧客がSNSで発信できる導線を準備する

次に、顧客がSNSで情報発信できるよう、導線を準備してください。

SNSで情報発信してもらうには、話題性や意外性のあるコンテンツを用意するのも有効です。

  • 来場者だけがもらえるプレゼントを用意する
  • 体験型イベントを実施する
  • SNS映えするスポットを用意する

上記は一例ですが、イベント会場を訪れた顧客がSNSに投稿したくなるような要素を盛り込めば、SNSの情報拡散力を利用して、多くの人に自社商材を認知してもらえるでしょう。

SNSで情報が拡散されれば、潜在層にもアピールできるので、売上アップ効果が期待できます。

顧客が楽しめる工夫を行う

イベントプロモーションには、顧客が楽しめる工夫を盛り込むことも大切です。

イベントプロモーションが楽しくないと感じれば購入にはつながらず、企業イメージも低下する恐れがあります。

そこで顧客が楽しめる工夫を行うことで、イベントに興味を持ってもらいやすくなり集客効果も高まるでしょう。

  • イベント限定グッズを配布する
  • 来場者に割引券や無料体験チケットを渡す
  • 心理的ハードルを下げる

イベント限定グッズは特別感があり、割引券やチケットは商材に興味を持ってもらいやすくなります。誰でも気軽に参加できるよう、ハードルを下げる工夫も取り入れてください

イベントプロモーションの種類を3つ紹介

イベントプロモーションにはさまざまな種類があり、種類ごとに目的や特徴が異なります。開催するにあたって、顧客に何をPRしたいのかを踏まえながら目的に合った種類を選ぶことが大切です。

本章では、代表的な3種類を紹介します。

  1. サンプリングイベント
  2. ゲームイベント
  3. 音楽イベント

サンプリングイベント

サンプリングイベントは、無料で商品サンプルを配布する手法です。

サンプルを配布することで、顧客が実際に商品を使用し、使い心地や効果を試してもらう目的があります。

  • 化粧品
  • 健康食品
  • 食品
  • 飲料
  • 日用品

上記のように、サンプルとして配布できる商品であれば、サンプリングイベントに向いています。サービスのようにサンプルを提供できない商材は、クーポンや割引券などが付いたチラシで対応可能です。

サンプルは無料で配布するため、生産コストがかかることに留意しましょう。しかし、実際に商品を使用して顧客が気に入れば、新規顧客を獲得し購入につながる可能性があります。

ゲームイベント

ゲームイベントは、イベントプロモーションにゲーム要素を取り入れる手法です。

ゲームイベントで代表的なのは、謎解きゲームです。謎解きゲームには、公演・周遊・Webの3種類があり、特徴が異なります。

種類特徴
公演オープニングとエンディングがあり盛り上がりやすい

没入感があり顧客満足度が高い

達成感を味わえる

周遊オープニングとエンディングがないため自由に参加できる

人件費を節約できる

長期間の開催に向いている

Webプロモーション時間や場所を問わず誰でも参加できる

SNSで拡散しやすい

会場での開催より運用コストを節約できる

上記は謎解きゲームを例にしましたが、目的に合わせて選べるのも魅力といえるでしょう。

音楽イベント

音楽イベントは、アーティストを招待してライブやコンサートを行うものです。

ターゲットに合わせてアーティストを選定する必要性があります。しかし、騒音問題があるため、音を気にせず開催できる会場をおさえなければなりません。

商業施設で開催する小規模のイベントから、数万人収容できる大きい会場で開催する大規模イベントまで、種類もさまざまです。

音楽イベントの場合は、企画や念入りな準備、告知などが必要であり、会場費用の他にも人件費や機材費がかかります。チケットの販売方法によっては、思わぬトラブルになる可能性もあるので注意が必要です。

音楽イベントは、参加者が高揚感を得やすいため、高い対費用効果が期待できるでしょう。

イベントプロモーションを行なった会社事例3つ

ここまでイベントプロモーションについて解説しましたが、実際にどのようなイベントなのかイメージしづらい方もいるでしょう。

ここからは、過去にプロモーションイベントを行った会社事例を3つ紹介します。実際に開催され話題になったイベントなので、ぜひ参考にしてください。

  1. NIKE
  2. 漢字能力検定協会
  3. マト運輸 巨大クロネコ

NIKE

引用元:NIKE公式HP

中国のNIKEは、2018年に、ランニングシューズのイベントプロモーションを開催しています。

このイベントプロモーションでは、顧客が自分のアバターを作り、ゲーム内を走るというVR技術を活用したと話題になりました。

ゲームでは、顧客が実際にNIKEのランニングシューズを履いて走るので、シューズの使用感を体験できます。また、自分が作成したアバターでゲームに参加するので、親近感を持ちやすいのもポイントです。

普段ランニングをしない人でも、イベントを通じて走る楽しさを知るきっかけ作りにする狙いもあります。最先端技術を取り入れることで、非日常を味わえるのも魅力といえるでしょう。

漢字能力検定協会

引用元:漢字能力検定協会公式HP

漢字能力検定協会は、2015年9月に漢字の魅力を伝えることを目的に、公式プロモーションビデオを制作しています。

制作意図は、パソコンやスマホの普及で、活字離れが進むことを危惧し、漢字の魅力を見直してもらおうというものです。

タイトルは「彼女が漢字を好きな理由。」で、アニメの制作には、数々の有名アニメを手掛けた、株式会社スタジオ4℃が携わっています。

前後編約4分にわたるアニメの内容は、漢字を愛する少女に恋した男の子目線で描かれています。さらに、声優陣や主題歌を歌うアーティストなど豪華キャストを起用したことでも話題になりました。

ヤマト運輸 巨大クロネコ

引用元:ヤマト運輸公式HP

ヤマト運輸は、2015年9月に、イメージキャラクターであるクロネコを使用した「巨大クロネコの全国行脚イベント」を開催しました。

出発地点を東京新宿に設定し、全国に向けた新サービスの「宅急便コンパクト」のPRを目的としたイベントプロモーションです。

出発地点の新宿駅には、高さ2メートル、幅6メートルの巨大クロネコオブジェが設置されたことでも注目を浴びています。

巨大クロネコオブジェには、鼻の部分を押すとオリジナルグッズが出てくる仕掛けも施されており、子どもから大人まで楽しめるイベントとなりました。

話題性という点でも、参考になるイベントプロモーションといえるでしょう。

加えて、プロモーション事例については下記記事でも詳しく解説しています。イベントの企画を検討しているなら、ぜひ参考にしてください。

面白いプロモーション事例11選!成功事例から面白い企画を作るポイントも分析

イベント関係の広告ならxAdboxがおすすめ!

イベントプロモーションを開催するにあたって欠かせないのが、イベント告知です。

「イベント告知の仕方がわからない」

「効率の良いイベント告知方法を選びたい」

このように考えている方もいるでしょう。

イベント告知には、株式会社hunnyの「xAdbox」をおすすめします。

xAdboxとは、個室トイレの壁面にタブレットを設置し、トイレ利用者に向けて広告を配信できるサービスです。ターゲットに近い広告を配信できるため、イベントプロモーションの告知にも適しています

下記記事では、プロモーショントイレについて詳しく解説しています。効果的なプロモーション活動を検討しているなら、ぜひ参考にしてください。

プロモーショントイレとは?プロモーション効果や3つの成功事例を紹介

xAdboxでの広告配信後には、効果検証のできるレベルまでデータを細分化しレポートの作成も可能です。

広告プランニングから出稿、効果測定までワンストップでサポートします。

サービスの内容や料金、広告出稿までの流れなどをわかりやすく説明した資料を下記より【無料】でダウンロードいただけます。費用対効果の高い広告方法なので、気になる方はぜひご覧ください。

\費用対効果の高いイベントプロモーションなら/

【無料】資料をダウンロードする

まとめ

イベントプロモーションは、自社商材の周知や販売促進を目的としたマーケティング戦略のひとつです。

対面やオンラインなど様々な種類がありますが、顧客に対して直接的なアプローチができるため、顕在層だけでなく潜在層の獲得にも役立つでしょう。

ただし、イベントプロモーションを成功させるには、ターゲットを明確化することや事前の告知などの準備が欠かせません

なお、株式会社hunnyでは、デジタルマーケティング事業や、トイレ空間を利用した広告配信サービスまで、幅広いニーズに対応できます。自社での対応が困難な場合は、お気軽にご相談ください。