デジタルサイネージの導入事例5選|最新事例や課題・補助金も紹介
更新日:2023.10.21
デジタルサイネージは、現在様々な場所で広告宣伝媒体として利用されている最新ツールです。ご自身の企業や団体でも、デジタルサイネージの導入を検討しているケースは多いのではないでしょうか。
デジタルサイネージは効果的に情報を発信できる便利なツールであるものの、導入においては課題もあります。効率の良い導入をするために、どのような手続きを取れば良いのか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
今回は、デジタルサイネージの導入事例や課題について解説します。また、利用できる補助金の種類や活用方法についても解説しますので、ぜひ参考にしてください。
また弊社では、トイレ空間でのデジタルサイネージ広告掲載サービスxAdbox(アドボックス)を展開しています。
xAdbox(アドボックス)は、トイレ空間で個室トイレの利用者に訴求力の高い広告配信をおこない、高い宣伝効果を実現しています。出稿場所を調整することで、ターゲットに近いユーザーに広告配信ができます。
また、街頭などに設置する通常のデジタルサイネージ広告に比べて、安い価格で広告出稿が可能です。
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デジタルサイネージの導入事例5選
デジタルサイネージとは、モニターやタブレットなどを活用して情報を発信するツールを指します。実際に、デジタルサイネージを利用している事例は現在多くの場面で見られるようになりました。
これからデジタルサイネージの導入を検討している方は、他の企業や団体が行っている事例を参考にすると良いでしょう。
デジタルサイネージの導入事例について、その代表例を以下に5つ紹介します。
- 公共交通機関でのイベント案内
- 屋外イベントでのPR
- スーパーマーケットでの特売情報配信
- 自治体での災害情報の管理
- オフィスでの連絡情報共有
そもそも「デジタルサイネージとは何か?」については下記記事にて解説しています。デジタルサイネージについて詳しくわかりますので、ぜひ参考にしてください。
【完全版】デジタルサイネージ広告とは?料金・仕組み・事例・効果・目的などを解説!
公共交通機関でのイベント案内
駅や空港などの公共交通機関において、デジタルサイネージを導入した事例が多く見られるようになりました。運休情報や遅延情報など、利用者にとって有用な情報をタイムリーに発信しています。
また、公共交通機関やその周辺で開催されるイベントについて、デジタルサイネージを活用して案内する事例も多いです。交通機関の通行客に対して高い視認性を確保できるため、効果的な情報発信手段となっています。
公共交通機関をはじめ各種公共施設でのイベント情報案内として、デジタルサイネージが利用されている事例は多く、今後も増加していくと考えられています。
屋外イベントでのPR
屋外イベントにおけるPRを目的として、デジタルサイネージを導入している事例も見られます。例えば、「テレビ朝日・六本木ヒルズ 夏祭りSUMMER STATION」では、「い・ろ・は・す LOVE WATER PHOTO」のイベントでデジタルサイネージが導入されました。
当イベントブースでは、デジタルサイネージを活用した、涼を感じられる体験会が催されました。水が入ったビニール袋を針で刺し、その瞬間の画像がデジタルサイネージに映し出されます。目視するのが難しい瞬間を画像で確認することで、涼しげな雰囲気を体感できるという楽しめる内容でした。
周辺駅のサイネージにもイベントに関する情報発信がされていました。イベントのPR目的で、デジタルサイネージを活用する事例は多くあります。
参考:テレビ朝日・六本木ヒルズ 夏祭りSUMMER STATION)
参考:テレビ朝日・六本木ヒルズ 夏祭りSUMMER STATION
スーパーマーケットでの特売情報配信
スーパーマーケットにおける特売などの情報を配信する目的で、デジタルサイネージが利用されている事例も多いです。店頭にディスプレイを設置するケースが多く、直接店舗の売り上げにつながると考えられています。
特売セール情報はもちろんのこと、食料品売り場においては、映像と音声によるレシピの紹介もしています。来店客の興味を引き、高い集客効果を得られる効果的な情報発信を行っています。
集客・売り上げに繋がるタイムリーな情報を手軽に配信できるデジタルサイネージは、スーパーマーケットでの利用に適したツールといえるでしょう。
自治体での災害情報の管理
デジタルサイネージは、広告宣伝目的だけでなく、自治体における災害情報の管理にも利用されています。富士市役所では、災害時の各地の情報を表示する目的で、デジタルサイネージを導入しました。
災害対策本部に6面マルチの60v型大型ディスプレイを採用し、いざという時に備えています。きれいな映像で詳細まで確認できる画面であるため、各地の被害状況の把握が正確に行える点が評価されています。
少ない電力で稼働できる点も魅力で、災害時でも十分活用可能です。富士市役所のようなデジタルサイネージの活用事例は、他の自治体にも広がる可能性は大いにあると考えられます。
(参考:富士市役所)
オフィスでの連絡情報共有
デジタルサイネージは、企業のオフィス内での各種連絡情報の共有を目的に導入されるケースもあります。自動車関連の技術開発会社である株式会社キャタラーでは、自社ビル内にデジタルサイネージの設備を導入しました。
社内掲示板など、社内における情報共有に用いられながら、イベント情報や緊急の災害情報などの発信にも用いられています。表示するコンテンツの更新にはUSB端子によるメモリを利用しており、簡単に手続きが可能です。
自立型のモニターでキャスター付きであるため、手軽に移動できる点も魅力です。オフィスでのデジタルサイネージの導入事例は、今後も増えていくでしょう。
(参考:株式会社キャタラー)
デジタルサイネージの活用場所3選
以上のように、すでに様々なデジタルサイネージ導入の事例が見られます。他にも多くの導入事例がありますが、主な利用場所としてはどのようなケースが多いのでしょうか。
デジタルサイネージの活用場所として多く見られるケースを、以下に3箇所紹介します。
- 公共交通機関
- レジャー・商業施設
- 小売店
上記の3箇所は、デジタルサイネージの導入事例が多く見られる場所の代表例です。これらの場所でデジタルサイネージの導入を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
公共交通機関
公共交通機関では、デジタルサイネージの導入が積極的に行われています。電車やバス及び航空機の遅延情報など、交通に関連する重要な情報を発信する際に利用されるケースが多いです。
インターネットと連携し、最新の情報をタイムリーに表示できるのがデジタルサイネージの強みです。公共交通機関における情報発信の重要性を考えると、非常に相性の良いツールといえるでしょう。
また、特に多くの方が往来する国際空港やターミナル駅では、インバウンド対応として多言語での情報配信をしているケースが多いです。公共交通機関においては今後も、デジタルサイネージの有効活用が積極的にされていくと考えられます。
レジャー・商業施設
大規模なレジャー施設やショッピングモールなどの商業施設で、デジタルサイネージの利用事例が多くみられます。施設内の地図やイベント情報など、施設に関連する情報を提供するために利用されるケースが多いです。
エントランスや顧客が多く通行する箇所に設置する例が多いですが、エレベーターやトイレに設置するケースも見られます。視認性の高い場所に広告を設置することにより、高い宣伝効果を期待して実施する例が増えています。
レジャー施設や商業施設のような大規模な施設においては、案内板の役割としてデジタルサイネージを利用するケースが多いですが、特定の広告効果を期待して設置する例も増えています。
小売店
スーパーマーケットなどの小売店舗で、デジタルサイネージの設置をする事例も増えています。店舗で実施している特売情報を発信するなど、直接店舗の売り上げにつなげられる広告の利用が多いです。
大手小売店のドン・キホーテでは、xAdboxと連携してトイレを中心にしたデジタルサイネージ広告の導入を実施しています。個室トイレという視認性が高い場所を活かした、効果的な広告展開が注目されています。
xAdboxでは、顧客に最適なデジタルサイネージ展開を提案しています。これからサイネージ広告の導入を検討している方は、是非株式会社hunnyまでお気軽にご相談ください。
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デジタルサイネージの導入事例は、上記で紹介したもの以外にも多くあります。最新の導入事例を参考にすることは、ご自身での取り組みにおいて非常に参考になるでしょう。
デジタルサイネージの最新の導入事例を、以下に3例紹介します。
- Chibo’s Kitchenららぽーと甲子園店のメニュー表示
- dTVのアニメーション広告
- ドン・キホーテのデジタルサイネージ
デジタルサイネージの特徴を最大限に活かした魅力ある導入事例といえるため、ぜひ参考にしてください。
Chibo’s Kitchenららぽーと甲子園店のメニュー表示
Chibo’s Kitchenららぽーと甲子園店では、メニュー表示の目的でデジタルサイネージを採用しています。こちらの特徴は、2台のモニターを横並びで設置している点です。
例えば、左側のモニターでメニューの写真や価格などの詳細情報を掲載し、右側では当該メニューを調理している動画を配信するといった活用をしています。メニューの魅力を最大限に伝える、効果的な手法といえるでしょう。
複数のデジタルサイネージモニターの活用により、より高い集客効果を見込める好例といえます。デジタルサイネージは、Chibo’s Kitchenららぽーと甲子園店のように、アイデア次第でさらに効果的な使い方ができるでしょう。
dTVのアニメーション広告
dTVでは、サービスの広告宣伝を目的にしたストーリー形式のアニメーション動画を配信しています。動画内に盛り込んでいる吹き出し部分を大きくすることにより、遠方からの視認性を高める工夫がされています。
音声が聞こえないほどの遠方から見ている視聴者にも、ストーリー展開がわかりやすいような内容構成です。動画内容の視聴により、料金設定や申込方法などサービスのすべてが把握できる内容になっています。
dTVの配信動画はyoutubeなどオンライン上での配信が中心ですが、遠方からでも見やすい内容にする点は、現実世界のデジタルサイネージにもつながる取り組みといえるでしょう。
(参考:dTVのアニメーション広告)
ドン・キホーテのデジタルサイネージ
前述した通り、小売店大手のドン・キホーテでは弊社のxAdboxのサービスを利用して、デジタルサイネージ技術を広告宣伝に活用しています。xAdboxは、トイレ内でのサイネージ広告の導入を主に提案しているサービスです。
個室トイレ内の広告への視認性は、非常に高いことが注目されています。トイレでのデジタルサイネージ設置について興味のある方は、是非xAdboxの導入を検討してみてはいかがでしょうか。
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【無料】資料をダウンロードするデジタルサイネージの課題
以上で、デジタルサイネージの導入事例や、利用されるケースが多い場所について紹介してきました。デジタルサイネージの手法が非常に有効な広告手段であるのは間違いありませんが、注意すべき課題も存在します。
デジタルサイネージの導入を行う際は、注意すべき課題に関しても配慮して、総合的に検討すると良いでしょう。
デジタルサイネージの課題について、主な事項を以下に2項目紹介します。
- まとまったコストがかかる
- すぐに効果が出ない
まとまったコストがかかる
デジタルサイネージの導入には、まとまったコストが発生します。特に初期投資時には、ディスプレイやインターネット環境の準備、及びコンテンツの制作における費用の発生は避けられません。
下記記事では、デジタルサイネージの広告費用について解説しています。出稿までにかかるコストについて詳しくわかりますのでぜひ参考に参考にしてください。
デジタルサイネージ広告の料金はいくら?広告出稿までに必要なすべての費用を媒体別に徹底解説!
また、継続して運用をするためにも費用がかかります。昔ながらのポスターの場合は紙面の制作費と印刷費、及び貼り付け作業程度で済みますが、デジタルサイネージの場合はより負担が大きくなるでしょう。
一方、前述のxAdboxの事例のように、自身の施設のトイレにモニター設置をする場合は小規模の設備で対応可能です。設置場所に対する利用料金もかからないため、比較的負担を抑えた導入方法といえるでしょう。
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【無料】資料をダウンロードするすぐに効果が出ない
デジタルサイネージの導入をしたからといって、すぐに効果が表れるというわけではありません。継続して改善のサイクルを回すことで、高い集客効果が得られるようになるのが一般的です。
設備の導入や配信するコンテンツの制作を行い、実際に情報発信をしたのち、効果の検証を行う必要があります。想定した効果が得られない場合は、設置場所やコンテンツの内容の見直しを検討する必要があるでしょう。
まとまった初期費用が発生するものの、費用を回収するための収益をすぐに獲得できる事例は少ないと考えられます。デジタルサイネージの導入に関しては、長期的な視点で考慮し、効果を検証する必要があるでしょう。
しかし、「デジタルサイネージの仕組みがよくわからない」という人も多いでしょう。下記記事にてデジタルサイネージの仕組みを解説していますので、ぜひ参考にしてください。
デジタルサイネージとは?仕組みやメリット、3つの広告事例も紹介
デジタルサイネージ導入で活用できる補助金
前述したように、デジタルサイネージの導入には一定の費用が発生します。負担が大きいと感じる方も多いかもしれませんが、場合によっては補助金を受給できるケースがあるため、活用しましょう。
デジタルサイネージ導入において活用できる場合のある補助金について、以下に2例を紹介します。
- 小規模事業持続化補助金
- 面的地域価値の向上・消費創出事業
各制度の要件を確認し、適用可能なものは積極的に活用して、費用負担の軽減を図りましょう。
小規模事業持続化補助金
小規模事業持続化補助金は、中小企業庁が提供している補助金制度です。受付窓口は、全国の商工会議所などです。
効率的なビジネスモデルへの転換など、システムや広告媒体への投資に対して補助が受けられます。デジタルサイネージの導入も、小規模事業持続化補助金の対象と認定されるケースが多いです。
上限100万円で、支出額の3分の2の金額が受給可能です。規模の小さな中小企業が対象であるなど、利用要件が決まっているため、事前に適用可能か確認すると良いでしょう。年間で数回公募を行う制度であるため、実施のタイミングを確認するのも大切です。
(参考:小規模事業持続化補助金)
面的地域価値の向上・消費創出事業
面的地域価値の向上・消費創出事業は、商店街などの民間団体に対して補助を行っている制度で、中小企業庁が管理しています。特定の企業向けの補助ではなく、団体向けである点に注意しましょう。
地域と商店街の活性化を目的とした制度であり、魅力的な商業やサービス業の環境整備等を行った場合に補助が受けられます。デジタルサイネージの導入も、補助の対象として認定されるケースが多いです。
商店街で店舗経営をしている方は、所属する店舗で共同で費用を出し合い、商店街全体の活性化につながるデジタルサイネージ出稿を検討してみてはいかがでしょうか。
(参考:面的地域価値の向上・消費創出事業)
費用対効果が高いデジタルサイネージ広告を出稿するならxAdboxがおすすめ
デジタルサイネージは、高い費用対効果が期待できる広告媒体です。しかし、実際に導入をする場合には、具体的にどのような手続きを取ったらよいのかわからない方も多いのではないでしょうか。
デジタルサイネージ広告の出稿を検討する場合は、信頼できる専門業者に相談をするのがおすすめです。例えば、弊社が運営しているxAdboxの運用を検討してみてはいかがでしょうか。
xAdboxでは、主にトイレにおけるデジタルサイネージ広告の導入を支援しています。トイレという個室空間における広告は視認性が高く、ターゲット層を意識したコンテンツの用意が可能です。
費用対効果が高く、広告効果を高められるおすすめの手法といえるでしょう。デジタルサイネージの導入を考えている場合は、ぜひxAdboxの利用を検討してください。
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【無料】資料をダウンロードするまとめ
デジタルサイネージは、高い集客効果のある広告媒体として注目されています。すでに導入をしている事例も多く、今後も注目度の高い広告手法といえるでしょう。
企業が広告宣伝目的に利用する事例はもちろん、自治体が積極的にデジタルサイネージを利用するケースも増えています。
実際にデジタルサイネージの導入を検討したい場合は、是非弊社のxAadboxの利用を検討してください。お客様に最適な導入方法を提案させていただきます。
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