イベントマーケティングの効果とは?成功させるための5つのポイントを解説
更新日:2023.10.21
広報手段の1つとして、イベントマーケティングを検討している方も多いのではないでしょうか?
イベントマーケティングとは、企業がイベントを通じて自社の製品やサービスを紹介し、マーケティング効果を得るための手法のことです。
イベントマーケティングを上手く活用できれば、リード(見込み客)の獲得や企業の認知度の向上など、さまざまなメリットが得られます。
この記事では、イベントマーケティングの効果と成功させるための5つのポイントを解説します。
最後まで読んで、効果的にイベントマーケティング戦略を成功させましょう。
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イベントマーケティングとは?
イベントマーケティングとは、展示会やセミナーなどを開催して企業のサービスや商品をPRして、リード(見込み客)の獲得を目的とするマーケティング手法です。
企業側が一方的に情報を発信するだけのPRと比べて、顧客と直接コミュニケーションを取ることができるのがイベントマーケティングの強みといえるでしょう。
尚、イベントマーケティングはオフラインの展示会やセミナーだけでなく、オフラインで行うウェビナーも含まれます。
イベントマーケティングを実施するメリット・効果
イベントマーケティングを実施するには手間や費用がかかります。しかし、顧客と対面できるイベントは、他のマーケティングにはない大きな効果が実感できるでしょう。
ここからは、イベントマーケティングを実施する3つのメリットを解説します。
- 一度に多くのリード(見込み客)にアプローチできる
- ユーザーにリアルな体験を提供できる
- 企業の認知度向上やメディア露出が期待できる
メリットや効果を確認して、効果的なイベントマーケティングを実施しましょう。
一度に多くの見込み客にアプローチできる
展示会やセミナーの来場者は、わざわざ会場に足を運ぶのですから自社のブランドに興味がある顧客がほとんどでしょう。
もともと自社に興味がある顧客には、短時間で積極的にコミュニケーションをとることが可能です。
また、一度に多くリード(見込み客)にアプローチができることは大きなメリットです。
以下はイベントマネジメント・プラットフォームを提供しているBizzaboの調査結果です。
- 対面イベントがビジネス目標の達成に大きな影響を与える(回答者の 95% )
- 会社の成功にとって対面イベントが重要である(回答者の 85% )
調査結果では、対面イベントがマーケティング に重要であることがわかります。
ユーザーにリアルな体験を提供できる
実際に対面で行うイベントのメリットは、ユーザーにリアルな体験を提供できることです。
ユーザーは、その場で商品の感覚や手触りを体感してもらい、試食や実際のサービスの体験が叶います。
オンラインでいくら商品やサービスの良さを説明しても、実際に体験してもらう以上の効果はありません。
また、実際に使用感などのリアルな意見を聞くことができ、顧客ニーズを得られることも大きなメリットです。
ただし、豊富な商品知識とコミュニケーション力がないと、せっかくのチャンスを無駄にしてしまう可能性があるので注意が必要です。
企業の認知度向上やメディア露出が期待できる
イベントマーケティングでは企業の認知度向上やメディア露出が期待できます。
例えば、まだ世に出ていない商品やサービスを直接体験したユーザーは、誰かに紹介したいという感情が生まれます。
紹介の手段は知人や家族に直接伝える場合もありますが、今はX(旧Twitter)やブログなどのSNSで紹介することが多いです。
SNSで紹介されることで自然と拡散され、認知度の向上が期待できます。
また、展示会やセミナーがテレビや新聞などに取り上げられた時は、メディア露出が期待できます。
しかし、イベントを企画しようと思ってもイメージが湧いていない方もいるでしょう。下記記事ではイベントの成功事例を紹介しています。イベント企画の参考になりますので、ぜひ参考にしてください。
販促イベントとは?成功事例7選やアイデア・おすすめの集客ツールも紹介!
イベントマーケティングの手法・種類
イベントマーケティングは、直接リード(見込み客)にアプローチできる効果的なマーケティングです。
しかし、コロナ禍の影響でオフラインのイベント開催ができなくなったことから、オンライン展示会やウェビナーを開催する企業が増えているのも現状です。
ここでは、以下のイベントマーケティングの手法や種類を5つ紹介します。
- セミナー・ウェビナー
- 展示会
- 体験型イベント
- ミートアップ
- 既存顧客向け交流会(フォーラム・シンポジウム)
セミナー・ウェビナー
セミナーには自社で開催する「自社セミナー」と他社と共同で開催する「共催セミナー」があり、オンラインで開催されるものを「ウェビナー」と呼びます。
セミナーの内容は目的によって、以下の2つの種類に分けられます。
種類 | 情報提供型セミナー | 顧客獲得型セミナー |
---|---|---|
目的 | 自社商品について参加者から
フィードバックを得ること | 自社商材を購入してもらうための判断基準を共有して商談の機会を作ること |
また、近年はウェビナーを開催する企業が増えています。理由としてパソコンやタブレットがあればどのエリアからも参加でき、参加者が多くなることで新規顧客の獲得につながります。
さらに費用面を例にとると、運営側は開催コストの削減、参加者は交通費や移動時間がかからないなどの多くのメリットがあります。
展示会
展示会は展示会運営会社が集客し、企業が出展料を払って参加します。
展示会のメリットは実際に商品を触って確かめることができ、対面で直接商品の説明をすることでリード(見込み客)の生の意見を聞くことができる点です。
また、展示会はセミナーと違い自社で集客しなくて済むため、集客の負担は少なく済みますが、その分コストがかかります。
昨今ではコロナ禍の影響で、Web展示会・バーチャル展示会とも呼ばれるオンライン展示会も行われています。
遠方の顧客へアプローチができ、コストも削減できますが、商品によっては魅力がうまく伝わらなかったり、集客やサイトの構築がむずかしいなどの問題点もあります。
リアル展示会、Web展示会それぞれの特徴を活かしたマーケティング を行いましょう。
体験型イベント
体験型イベントは、セミナーのように説明を聞くだけではなく、顧客が実際に商品やサービスを体験することで、商品やサービスの魅力を強く印象づけられるイベントです。
具体的には新商品の実演デモ、車の試乗会、新作料理や商品の試食会、住宅の内覧会、学生向けの職業体験イベントなどがあります。
顧客の満足度が高く、新規顧客の獲得につながりやすいというメリットがあります。
一方、イベント内容によってはコストが高くなり、魅力を伝えるのがむずかしい場合もあるでしょう。
しかし、実際に商品を手に取り、触り心地や使用感を体験することで顧客の満足が得られ、新規顧客やリピーターの獲得につながることが多く、企業のPRには効果的です。
ミートアップ
ミートアップとは、特定のテーマに対して共通の目的を持った参加者同士で情報交換や意見交換を行うイベントです。
参加人数も数名から数十名など比較的少人数で実施することが多く、セミナーよりは交流会といったカジュアルなイメージで参加しやすいのが特徴です。
ミートアップには以下のような形式があります。
- 講師によるセミナーや勉強会形式
- 参加者が自由に雑談形式で行う形式
- 食事会を兼ねた形式
ミートアップは社内のブランディングや採用活動などを目的として実施する企業が多く、リード(見込み客)の獲得や商談を目的とは異なるので注意しましょう。
既存顧客向け交流会(フォーラム・シンポジウム)
イベントマーケティングは、新規顧客を獲得するだけではなく、既存の顧客向けにコミュニケーションを図る場としても有効です。
交流会にはフォーラム・シンポジウムがあり、どちらも討論会ですが目的が異なります。
形態 | フォーラム | シンポジウム |
意味 | 公開討論会 | 公開討論会や言及討論会 |
目的 | 一つのテーマに対して参加者で議論をし、結論を出すことを目的とする | 1つのテーマに対して、さまざまな切り口からの研究報告や意見報告し、聴衆からの質問に答える情報交換を目的とする |
既存顧客向け交流会で、企業と顧客または顧客同士がコミュニケーションをとることで、
より一層関係性を深めることができ、解約の防止や利用頻度の増加を促すことが期待できます。
イベントマーケティングを成功させるポイント
イベントマーケティングは正しく実施すると、大きな効果が見込めます。
しかし、イベントを開催するにはコストがかかるため「イベントを開催しても効果が得られなかった」ということがないようにしっかりとした準備と計画が必要です。
イベントマーケティングを成功させるポイントは以下の5つです。
- イベントの目的を具体的に決める
- ベント当日のオペレーションを設計する
- イベント終了後のフォローも実施する
- イベントの結果を測定し次回への改善に繋げる
イベントの目的を具体的に決める
イベントマーケティングを実施する時は、イベントの目的を具体的に決めることが大切です。
6W2Hのフレームワークを使って進めていくとわかりやすいでしょう。
- 「When(いつ)」
- 「Where(どこで)」
- 「Who(だれが)」
- 「Whom(だれに)」
- 「What(なにを)」
- 「Why(なぜ)」
- 「How(どうやって)」
- 「How much(いくらで)」
ただし、「イベントを開催すること」が目的になってしまうとマーケティング を実施する意味がなくなるので注意が必要です。
また、イベント後は効果測定を行うため、具体的な目標値を定めておくことも大切です。
イベントの目的を明確にする方法については、下記記事でも詳しく解説しています。効果的なイベントのポイントがわかりますので、ぜひ参考にしてください。
ターゲット層の集客方法を検討する
イベントマーケティングには「集客」は欠かせないポイントです。イベントを準備しても顧客が集まらなければ、効果的なマーケティング にはなりません。
目的を明確にして事前にターゲット層にあった最適な告知方法で集客をすることで効果的な集客が可能です。
集客方法は以下の方法があります。
- SNS
- 自社ホームページやメルマガ
- DMやチラシ
- デジタルサイネージ等の広告
SNSでホームページに誘導したり、デジタルサイネージで訴求する他に、既存の顧客にはDMなど、組み合わせて集客をおこないます。
また、内容はターゲットにどのくらいメリットがあるイベントなのかを訴求しましょう。
イベント集客の広告方法については下記記事にて詳しく解説しています。集客に効果的な宣伝のポイントがわかるので、ぜひ参考にしてください。
イベントの集客におすすめの広告方法8選|集客のポイントやデザインのポイントを解説
イベント当日のオペレーションを設計する
イベントは多くのスタッフで運営するため、全てのスタッフとイベントの運営方法を共有しなければなりません。
イベント当日にスムーズに開催するためには、オペレーション設計(業務の流れやフローを進行させるための活動)が重要です。
- 基本情報
- 運営組織図
- 会場へのアクセスと会場の見取り図
- スタッフの役割と配置
- タイムテーブル
- サイン計(会場に設置する案内板)
- 配布リスト・備品リスト
上記を盛り込んだマニュアルを作成し、役割と当日の流れを把握して事前に打ち合わせをしておきます。
マニュアルがあることでイベントの内容を共有でき、イベント当日は顧客の対応に集中して取り組むことができます。
また、イベント後は効果測定を行うため、具体的な目標値を定めておくことも大切です。
イベント終了後のフォローも実施する
イベントは開催して終わりではありません。リード(見込み客)は自らブースに足を運んでいるので、自社の商品やサービスに興味があります。
興味や関心が薄れないうちに迅速にアプローチをすることで、新規顧客の獲得に繋がります。
イベント開催後は獲得したリストを基に、優先順位をつけて確度の高いリード(見込み客)からアフターフォローをおこないます。
名刺交換や、アンケートで頂いた連絡先にメールやDMでお礼と製品情報やサービス、また来場者の有益な情報などを添えて送ります。
ただし、あまりにも多くの情報を入れてしまうと、営業への意気込みだけが見えて離れてしまうこともあるので注意が必要です。
イベントの結果を測定し次回への改善に繋げる
展示会の効果は、イベントの結果を測定し次回への改善に繋げるためにおこないます。
展示会の出展にはコストがかかります。かけた費用に対して見合った成果が得られたのかを示す指標が費用対効果(ROI)です。
- ROIの計算式 「ROI(%)=利益金額(売上-売上原価-投資額)÷投資金額×100(%)」
ROIを算出することで、事業効果の測定・事業や施策効果の比較・業務改善などがわかります。
さらに、ブースの来場者数やアポイントや商談に至った数などのリード数の算出も必要です。
最終的には成約数などから展示会イベントが有効なのか、改善点はどこなのかなど他の施策とも比較し、次回への改善に繋げてマーケティング戦略に反映していきましょう。
なお、イベントの費用相場については下記記事にて解説しています。イベントの費用対効果を考える上での参考になりますので、ぜひあわせてご覧ください。
イベント費用の相場はいくら?効率よく費用を削減する方法も紹介
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イベントマーケティングを行う上で、イベントの認知度を向上は欠かすことのできない要素です。
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【無料】資料をダウンロードするまとめ
イベントマーケティングは、商品・サービスの認知度向上や新しい顧客の獲得などができる効果的なマーケティング戦略です。
しかし、展示会をしてもイベントの認知度がなく集客が見込めなければ、コストだけがかかり効果的なイベントマーケティング はできません。
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