【完全版】デジタルサイネージ広告とは?料金・仕組み・事例・効果・目的などを解説!
更新日:2023.09.17
駅やお店など、商品やサービスを宣伝するための「サイネージ広告」を目にしたことがある方は多いのではないでしょうか。近年のサイネージは、ディスプレイに広告を表示するデジタルサイネージが主体です。
本記事では、現在普及しているデジタルサイネージの費用や効果を解説します。またデジタルサイネージの出稿事例などもあわせて紹介します。デジタルサイネージへの広告出稿を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
また弊社では、トイレ空間でのデジタルサイネージ広告掲載サービスxAdbox(アドボックス)を展開しています。
xAdbox(アドボックス)は、トイレ空間で個室トイレの利用者に訴求力の高い広告配信をおこない、高い宣伝効果を実現しています。出稿場所を調整することで、ターゲットに近いユーザーに広告配信ができます。
また、街頭などに設置する通常のデジタルサイネージ広告に比べて、安い価格で広告出稿が可能です。
サービスの内容や料金、広告出稿までの流れなどをわかりやすく説明した資料を下記より【無料】でダウンロードいただけます。費用対効果の高いデジタルサイネージ広告の出稿を検討している方は、ぜひ合わせてご覧ください。
\費用対効果の高い広告を出稿したい人必見/
【無料】資料をダウンロードする
目次
デジタルサイネージ広告とは?
デジタルサイネージは、ディスプレイにデジタルデータを表示させる広告です。
これまでの印刷物によるサイネージ広告は、印刷した紙を掲示していました。こういった印刷物のサイネージ広告は、掲示場所が限られるため、利用する企業も限られていました。
しかし、デジタルサイネージはディスプレイを設置できれば、屋外でも屋内でも掲示可能です。そのため、現在デジタルサイネージは幅広い方法で活用されています。現在では使い方や掲示場所の拡大により、デジタルサイネージは急速に市場規模が拡大しています。
デジタルサイネージ広告の市場規模
現在、デジタルサイネージ広告の市場は拡大を続けています。2021年に行われた調査では、2025年にはデジタルサイネージ広告の市場規模は1,000億円を超えるという予測がされています。
2021年のデジタルサイネージの市場規模は500億円ほどでした。そのためデジタルサイネージの市場規模は、4年間で2倍ほどに成長することが見込まれています。多種多様な広告を表示するデジタルサイネージを目にする機会も増えており、更なる成長も期待できます。
デジタルサイネージ広告の料金・費用相場
施設などのデジタルサイネージに自社商品やサービスを宣伝する場合、利用料金が必要です。そのため、デジタルサイネージの利用料金は場所やサイズによって異なります。目にする人が多く、大きなディスプレイを利用する場合、高額な料金が必要です。
目にする人が少なく、ディスプレイもそこまで大きくない場合は、費用が抑えられるケースもあります。そのため、デジタルサイネージで宣伝する際は、内容やターゲットを踏まえて利用方法を検討しなければいけません。
下の表にデジタルサイネージの料金相場をまとめましたので、参考にしてください。
掲示場所 | 掲示期間 | 料金相場 |
山手線車内 | 15秒・1週間 | 480万円ほど |
山手線車内 | 15秒・26週間 | 8,700万円ほど |
私鉄車内 | 15秒・1週間 | 30~35万円ほど |
都内屋外ビジョン | 15秒・1時間2回 | 10万円/日ほど |
しかし、デジタルサイネージの設置先は多岐にわたるため、他の場所に設置されているサイネージへの出稿費用が気になる方もいるのではないでしょうか。そのような場合は、下記記事でサイネージ広告の料金・費用相場を詳細に解説しているので、ぜひ参考にしてください。
デジタルサイネージ広告の料金はいくら?広告出稿までに必要なすべての費用を媒体別に徹底解説!
また、費用を抑えてデジタルサイネージ広告を出稿したいという方には、弊社のxAdbox(アドボックス)がおすすめです。xAdbow(アドボックス)では、トイレ空間で個室トイレの利用者に訴求力の高い広告配信が可能で、他のデジタルサイネージ広告に比べると安い価格で広告出稿ができます。
サービスの内容や料金、広告出稿までの流れなどをわかりやすく説明した資料を下記より【無料】でダウンロードいただけます。費用を抑えて、デジタルサイネージ広告を出稿したいという方はぜひ合わせてご覧ください。
\費用を抑えてサイネージ広告を出稿したいなら/
【無料】資料をダウンロードする
デジタルサイネージの広告効果・活用目的
多様なデータを表示できるデジタルサイネージの活用目的はさまざまです。街中で目にするデジタルサイネージは、主に次の目的で利用されます。
- 商品の購入・サービスの利用促進
- 企業宣伝
- ブランディング
- 施設案内
- ニュース提供
- 空間演出
利用目的によって、デジタルサイネージに表示する内容は当然異なります。また、同じ内容でも、設置場所によっては効果が変動します。デジタルサイネージで狙った広告効果を得るためには、設置場所や目的に応じて内容を吟味しなければいけません。
デジタルサイネージの広告効果を高める方法
デジタルサイネージでは多種多様なデータや映像を表示できるため、工夫次第で従来の広告よりも高い効果を得ることが可能です。例えば次のような工夫を取り入れることで、宣伝効果をより高められます。
- 適切な設置場所の選定
- 動線を意識した配置と表示
- 状況に応じて表示内容を変更する
- 音声や動画を取り入れてインパクトを強くする
- 鮮度の高い情報を配信する
上記の工夫を闇雲に取り入れるのではなく、宣伝効果を高めるために有効な方法を選択することが重要です。
デジタルサイネージ広告の出稿事例
デジタルサイネージは今や幅広い場所に設置され、業種を問わず多種多様な企業や団体が利用しています。デジタルサイネージに表示する内容も商品やサービスの紹介から、ブランディング、エンタメ情報の提供などさまざまです。
ここからは実際にデジタルサイネージに出稿された事例を紹介します。どのような場所で、どういった広告が出稿されているかを参考に、自社でデジタルサイネージに広告出稿する際の参考にしてください。
トイレ
トイレはどの施設にも欠かせないスペースですが、広告発信の場としてはあまり目を向けられてはいませんでした。
しかし、近年ではトイレの個室にデジタルサイネージを設置し、広告を表示することで効果的に商品やサービスのアピールができると注目されています。
飲食店のトイレにデジタルサイネージを設置すれば、おすすめのメニューやキャンペーン情報などを掲載することで収益につなげることもできるでしょう。
ジム
スポーツジムの壁面に設置されたデジタルサイネージに、適切な広告を表示することで、効率的な宣伝が可能です。
フィットネスクラブやスポーツジムは、利用者が限られた空間です。そのため、広告内容を工夫することができれば、高い宣伝効果を得られます。
フィットネスクラブやスポーツジムの利用者の多くは、健康や美容に関心を持っています。そのため、健康を維持するアイテムやサービス、美容に効果的な商品の広告を出稿することで高い宣伝効果を期待できます。
商業施設
近年では、ショッピングモールや複合型商業施設などの壁や柱に、デジタルサイネージが設置されています。
例えばイオンモールでは、デジタルサイネージを導入し、実施中のイベントやキャンペーン情報を提供しています。
イオンモールは子育て世代のファミリー層が主な利用者のため、ターゲットに適した広告を出稿することで効果的な宣伝が可能です。
しかし、モールによって設置されているデジタルサイネージが異なるため、発信を考えている広告のサイズなどの確認は必要でしょう。
ゴルフ場
近年では、デジタルサイネージを導入するゴルフ場も増えています。
ゴルフ場の場合、クラブハウスの入り口やラウンジにデジタルサイネージを設置するケースが一般的です。そして利用者に有用な情報を提供し、顧客満足度の向上や売上の拡大を狙います。
ゴルフをプレイする上では、天候も重要な要素です。そのため、デジタルサイネージに天気予報を表示することができれば、顧客満足度の向上につながると考えられます。
さらに、周辺の道路状況を表示することでプレイ後の予定を検討できるため、予定にあわせた施設の利用案内が可能です。
また、ゴルフ場のデジタルサイネージに広告を出稿することもできます。ゴルフ場での広告出稿については下記記事で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。
ゴルフ広告とは|メディアの種類やおすすめの広告会社5選を紹介!
飲食店
飲食店にデジタルサイネージを設置することで、集客や売り上げのアップ、業務の効率化などの効果が期待できます。
例えば回転寿司チェーン大手のスシローでは、待合スペースにデジタルサイネージを設置しています。
また、デジタルサイネージに待ち時間や予約受付番号を表示しているため、待ち時間が一目瞭然です。加えて、実施中のキャンペーン広告を表示することで、売上拡大も図れます。
このような形で飲食店にデジタルサイネージを導入することで、利便性と売上の向上が可能です。
飲食店のデジタルサイネージに広告を出稿することもできます。飲食店で広告を出す方法については下記記事にて詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。
飲食店で広告を出す方法は?集客につながる媒体や選び方をご紹介
タクシー
移動手段として重宝されるタクシーの車内にも、デジタルサイネージが設置されています。タクシーの場合、デジタルサイネージを目にするのは利用者だけのため、多くの人に情報が届くわけではありません。
しかし、タクシー利用者は乗車中にデジタルサイネージを目にする時間が長くなります。そのため、タクシー利用者の印象に残れば問い合わせにつながるケースもあります。
タクシーは経営者や富裕層の利用が多いため、高額な商品やサービスの宣伝も効果的です。
マンション・エレベーター
近年はエレベーター内に、デジタルサイネージが設置されています。エレベーターは利用時間が短いものの、密閉空間のため利用者が目にする割合が高く、効果的な宣伝が可能です。
また、エントランスなどにデジタルサイネージを設置するマンションも増えています。マンションに設置されるデジタルサイネージは、管理会社からのお知らせや周辺の天気予報などを表示しています。
居住者にとって役立つ情報を提供することで、満足度の向上を狙えます。
駅構内・電車内
駅の構内で見かけることの多いデジタルサイネージですが、電車の車内にも設置されています。駅や電車は通勤や通学、観光客など幅広い人が利用します。そのため、多くの人の印象に残る内容の広告が効果的です。
駅や電車のデジタルサイネージに出稿する場合、路線によってターゲットの属性が異なります。
例えば学生が多いエリアであれば、学生向けの商品やサービスの広告を出稿することで、効率的な宣伝が行えます。
ビルボード
屋外に設置される大型看板である、ビルボードに広告を出稿することで、多くの人に宣伝が可能です。
屋外型の大型デジタルサイネージの多くは、繁華街に設置されます。そのため、商品広告や買い物に役立つ情報を表示し、購買意欲に働きかけられます。
ビルボードは多くに人の目に触れます。しかし全ての人に効果的な宣伝ができるわけではありません。設置場所によっては見る人のタイプに偏りがある場合があるからです。
そのため、立地や見る人のタイプを踏まえて、広告内容を検討しましょう。
ホテルなどのフロント
近年ではホテルのフロントに、デジタルサイネージを設置しているケースもあります。
ホテルのフロントに設置するデジタルサイネージのターゲットは、主に宿泊客です。そのため、デジタルサイネージに表示する広告は、宿泊客にとって便利なホテルの施設案内や周辺情報などが中心です。
海外からの観光客が増えている現在、ホテルのデジタルサイネージにも複数の言語への対応が求められます。さまざまな言語の観光案内を表示することで、世界中から日本を訪れる宿泊客へ情報を提供できます。
コンビニ
デジタルサイネージは、コンビニなどの小売店でも設置されています。例えば、ファミリーマートでは、店内のカウンター上部に横長のデジタルサイネージを設置しています。レジカウンターの上に設置されているため、多くの利用者へ宣伝が可能です。
ファミリーマートが設置しているデジタルサイネージは、商品の宣伝はもちろんクイズやお笑いコンテンツなども表示しています。地域メーカーとのコラボ商品や地域の防犯情報なども表示し、地域に根差した広告を展開しています。
デジタルサイネージ広告の種類・仕組み
一口にデジタルサイネージといっても、種類によって広告効果や使用方法が異なります。デジタルサイネージの種類は次の3つに分けられます。
- ネットワーク型
- インタラクティブ型
- スタンドアロン型
ネットワーク型は遠隔で広告内容を切り替えられるため、複数台のデジタルサイネージを一括して操作可能です。インタラクティブ型はタッチパネルなどで操作することで、操作ごとに違った情報を表示できます。
スタンドアロン型はネットワークにつながらないデジタルサイネージです。データの更新に手間がかかりますが、安価な点が特徴です。
このようにデジタルサイネージは、種類によって特徴が異なります。そのため広告を出稿する際は、宣伝内容に適したデジタルサイネージを選びましょう。
デジタルサイネージ広告のメリット
多種多様な表現で広告が可能なデジタルサイネージですが、具体的なメリットを把握する必要があります。そこでここからはデジタルサイネージのメリットを解説します。
デジタルサイネージによる広告のメリットは主に以下の4つです。
- 多くの情報を掲載できる
- インパクトの強い宣伝ができる
- コンテンツをリアルタイムで切り替えられる
- 設置場所に応じた柔軟な広告が可能
デジタルサイネージ広告の切り替えに手間がかからない点が大きなメリットです。データを切り替えるだけなので、瞬時に広告を入れ替えられます。
また動画を用いた配信もできるため、多くの情報を一度に提供できる点もメリットの一つです。
デジタルサイネージは多くの情報を発信し、柔軟に切り替えられることが大きなメリットと言えます。
デジタルサイネージ広告のデメリット
メリットしかないように見えるデジタルサイネージ。続いてはデメリットを解説します。デジタルサイネージのデメリットを把握しておかなければ、トラブルにより損害を被る可能性もあります。
デジタルサイネージには次の3つのデメリットがあります。
- 機器が故障する可能性がある
- 電源がなければ使用できない
- 制作・運用費用がかかる
デジタルサイネージは屋外に設置されることもあり、風雨や日光によるダメージを受ける場合があります。また電子機器のため、利用には電源が必須です。
加えて、運用するにあたり、制作費やランニングコストといった費用がかかります。このように、デジタルサイネージを運用する際は、費用と機器のメンテナンスという点がデメリットと言えるでしょう。
デジタルサイネージ広告出稿時の注意点
宣伝効果の高い広告が可能なデジタルサイネージですが、出稿する際はいくつか注意すべき点があります。デジタルサイネージに広告を出稿する際は次の2つの点に注意しましょう。
- ターゲットに適した設置場所に出稿する
- 明確な目的に沿って出稿する
デジタルサイネージに広告を出稿する際は、目立つ場所なら良いというわけではありません。商品やサービスを宣伝したいターゲットに届きやすい立地のデジタルサイネージに出稿することで、高い宣伝効果を発揮します。
また闇雲にデジタルサイネージに出稿しても、期待する宣伝効果は得られません。明確な目的を設定し、目的達成に適した形でデジタルサイネージを利用することで、高い宣伝効果を得られます。
広告出稿の流れについては、下記記事にて詳しく解説しています。出稿までにどのような手順を踏めばいいかわかりますので、ぜひ参考にしてください。
デジタルサイネージならアドボックスがおすすめ
ここ数年で、デジタルサイネージはあらゆる施設や場所に設置されるようになりました。その中でも今注目すべきなのが、トイレなどの収益につながらないと考えられてきた空間です。
これまで収益に結びつかなかったトイレを、収益性のある空間にしたいとお考えの方は、株式会社hunnyが提供するxAdbox(アドボックス)をご利用ください。
xAdbox(アドボックス)はトイレという競合が少ない空間にデジタルサイネージを設置するため、通常のデジタルサイネージより高い宣伝効果を期待できます。
また施設利用者を分析し、ターゲットに近いユーザーに広告配信が可能です。
不特定多数ではなく特定のターゲットに宣伝し、リーチを伸ばしたい方は、ぜひxAdbox(アドボックス)への出稿を検討してください。
サービスの内容や料金、広告出稿までの流れなどをわかりやすく説明した資料を下記より【無料】でダウンロードいただけます。集客効果の高いデジタルサイネージ広告の出稿を検討している方は、ぜひ合わせてご覧ください。
\特定のターゲットに向けて広告を出稿したいなら/
【無料】資料をダウンロードする
まとめ
従来の印刷物による広告に代わって、デジタルサイネージは新しい広告の方法として急速に普及しています。
デジタルサイネージは画像だけでなく、動画や音声を使って宣伝ができるため、これまでよりも高い宣伝効果が期待できます。
ただ、デジタルサイネージへの出稿には立地や目的など注意すべき点があり、メリットとデメリットどちらもあります。
自社の宣伝・収益向上のために、デジタルサイネージの設置場所やタイプ、適切な利用方法を踏まえて、広告を出稿してみましょう。