トイレサイネージ広告とは?出稿する3大メリットとその効果を解説
更新日:2023.10.02
「自社商材を効果的にアピールする方法が知りたい」
「アピールしたい層に絞った宣伝がうまくいかない」
このような悩みを持つ広報担当者の方は、多いのではないでしょうか。
トイレに設置する「トイレサイネージ広告」は、街中より情報量が少ないため、従来のアナログ広告より広告に集中できるとして、多くの企業や店舗でも取り入れられています。
そこで、本記事では、トイレサイネージ広告の仕組みやメリットについて解説します。おすすめのトイレサイネージ広告制作会社や、広告出稿までの流れも紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
また弊社では、トイレ空間でのデジタルサイネージ広告掲載サービスxAdbox(アドボックス)を展開しています。
xAdbox(アドボックス)は、トイレ空間で個室トイレの利用者に訴求力の高い広告配信をおこない、高い宣伝効果を実現しています。
サービスの内容や料金、広告出稿までの流れなどをわかりやすく説明した資料を下記より【無料】でダウンロードいただけます。トイレサイネージ広告を検討している人の参考になるので、気になる方はぜひご覧ください。
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近年トイレ内に設置が増えているサイネージ広告とは?
サイネージ広告とは、ディスプレイにデジタル広告を掲載する宣伝方法のことです。
近年では、チラシやポスターなどの紙媒体や、看板といった店頭や屋外に設置する従来の宣伝方法から、デジタル配信が可能なサイネージ広告にシフトする傾向が見られます。
オフィス・商業施設・スポーツ施設をはじめ、多くの人々が利用する駅や病院などでも採用されるようになりました。そして、これらの施設には必ずといっていいほどトイレがあります。
混雑する施設でもトイレはプライベートな空間であり、一定時間滞留する場所です。トイレ内にサイネージ広告を設置すれば、高い宣伝効果が期待できます。
加えて、デジタルサイネージそのものについては、下記記事でも詳細に解説しています。
出稿を検討している場合は、料金相場も合わせて、ぜひ参考にしてください。
デジタルサイネージ広告の料金はいくら?広告出稿までに必要なすべての費用を媒体別に徹底解説!
【完全版】デジタルサイネージ広告とは?料金・仕組み・事例・効果・目的などを解説!
トイレ広告の種類と特徴
広告にはさまざまな種類がありますが、トイレ広告の種類は以下の3つです。
- トイレ個室内のデジタルサイネージ
- トイレットペーパー広告
- トイレ内ポスター
デジタルサイネージ広告は屋外広告の一種ですが、トイレの個室内にも設置が可能です。トイレットペーパー広告やトイレ内ポスターは、従来の紙媒体を使用することから、アナログ広告に分類されます。
いずれも施設内や駅構内のトイレを利用する際に目にするものですが、トイレ広告の種類によって、特徴や期待できる効果は異なります。
トイレという空間で活用する広告でも、種類によって期待できる効果が異なるため、目的にマッチした種類を選ぶことが大切です。それでは、トイレ広告の特徴を種類別に詳しく見ていきましょう。
トイレ個室内のデジタルサイネージ
トイレ個室内のデジタルサイネージ広告の特徴は、プライベート空間を利用するため高い訴求効果が期待できることです。
トイレ個室内のドアや壁にデジタルサイネージ広告を設置すれば、意識せずとも目に付きます。短い時間ではあるものの、商品やサービスの認知度を高めれば、購買につなげられるでしょう。
また、男子トイレには男性向けの商品やサービス、女子トイレでは女性向けの商品やサービスのように性別を絞った商品やサービスをアピールできるのもメリットです。
普段は広告に興味がないユーザーでも、トイレ個室という空間に広告があれば自然に目に留まります。さり気なくアピールできるため、ユーザーにストレスを与えず効果的に宣伝できる媒体といえるでしょう。
トイレットペーパー広告
トイレットペーパー広告は、商業施設や駅構内のトイレを利用する際、誰もが必ずといっていいほど利用するトイレットペーパーを活用した宣伝方法です。
トイレットペーパーを使用する際、自然とトイレットペーパーに記載された広告が目に入るので、商品やサービスを印象付けしやすいのが特徴です。
エスエス製薬株式会社では2010年12月に、トイレットペーパー広告を活用していた例があります。宣伝したのは同社が製造販売する便秘薬で、JR新宿・渋谷・品川・目白・横浜駅の女子トイレに設置されました。
この例では、個室内ステッカー広告や電車内広告にも出稿され、横浜駅構内の女性応援施設内での商品引き換え券も配布されています。トイレットペーパー広告は、他の広告と併用しやすいのもメリットです。
便秘に悩む女性がトイレットペーパー広告を目にすれば、商品を知っているいないにかかわらず、興味を持ちやすいでしょう。
参照:jeki|女性用トイレで『トイレットペーパー広告』を実施!!
トイレ内ポスター
トイレ内ポスターは、個室トイレドアの内側やミラー回り、トイレの出入り口付近などに設置できます。チラシサイズから大きいサイズまで、設置する場所に合わせて選べるのも特徴です。
個室トイレを利用すれば必ず目に入りますし、個室を使用しなくても手を洗ったり鏡で身だしなみをチェックしたりする際に目に留まる可能性が高いでしょう。
また、トイレ内に設置するため、性別特有のデリケートな商品の宣伝にも活用しやすい特徴があります。
トイレ内ポスターは、ステッカーやトイレットペーパー広告と併用もしやすく、より多くのユーザーに自社商材をアピールしたい企業にも適しています。
トイレ内におけるサイネージ広告のメリット3点
トイレ内におけるサイネージ広告のメリットは以下の3つです。
- 性別に分けたターゲティングが可能
- 情報量の少ない空間で配信できる
- 広告効果の検証が可能
ネット広告や街中の看板広告の場合、多くのユーザーにアピールできる反面、性別のターゲティングが困難という課題があります。
あちこちに広告があふれる空間では、アピールしたいユーザーの目に留まらない可能性もあるでしょう。広告を出稿しても効果を検証するのが困難な状態では、課題や問題点を明確化できません。
トイレ内におけるサイネージ広告は、通常の広告にある課題を解決しやすいのがメリットです。ここでは、トイレサイネージ広告のメリットについて詳しく解説します。
1.性別に分けたターゲティングが可能
トイレ内におけるサイネージ広告の最大のメリットは、性別に分けたターゲティングが可能なことです。
例えば、男性向けの商品や商材をアピールしたいとき、女性も多く利用する施設では興味を持ってもらいにくく、効果的に宣伝できない場合があります。ケースによってはその逆もあるでしょう。
そこで、トイレの個室にサイネージ広告を設置すれば、男性向け・女性向けそれぞれ個別にアピールが可能です。
性別に分けてアピールしたい商品やサービスの中には、デリケートな内容のものもあります。トイレの個室のようにプライベートを保てる空間であれば、人目を気にせずゆっくり広告を確認できるのも注目したいポイントです。
2.情報量の少ない空間で配信できる
情報量の少ない空間でアピールできるのも、トイレサイネージ広告のメリットです。
トイレという空間は、街中に比べて情報量があまり多くありません。情報量が溢れている空間では、広告が目に入っても印象が薄れ、記憶に残りにくいのが難点です。
アピールしたいターゲットの目に留まっても、他の広告に紛れてしまえば購入につなげるのは困難でしょう。
しかし、トイレは情報量が少ないので、広告に集中しやすいのが特徴です。また、個室というプライベート空間であれば、デリケートな内容の商品やサービスも、効果的にアピールできます。
3.広告効果の検証が可能
デジタルサイネージ広告は、広告効果を検証できます。
トイレ広告には、トイレットペーパー広告やポスター・ステッカー広告などもありますが、アナログ広告は効果の想定しかできません。
しかし、顔認証システムを利用したデジタルサイネージ広告は、広告効果の検証が可能です。検証にはWebカメラやIPカメラなどを使用しますが、ターゲットが広告を見た時間や、表情なども検証できます。
広告効果を検証し課題を把握できれば、ユーザーに合わせた改善も可能でしょう。改善により、さらに効果的な宣伝につなげられます。
下記記事では、デジタルサイネージのメリットについてさらに詳しく解説していますので、ぜひあわせて参考にしてください。
デジタルサイネージ広告の5大メリットとは?効果的な活用法と注意点を解説!
おすすめのトイレサイネージ広告出稿5選
トイレサイネージ広告の出稿を検討しているなら、制作会社に依頼するのがおすすめです。
ポスター・チラシ・ステッカーなど、アナログ広告であれば、自社での対応も可能でしょう。しかし、デジタルサイネージ広告を出稿するには、専門的な知識やスキルが必要です。
画像や動画の編集スキルを持っていれば自作も可能ですが、クオリティを重視するなら制作会社制作会社への依頼をご検討ください。
本章では、おすすめのトイレサイネージ広告の出稿をサポートしてくれる制作会社を5つ紹介します。
- TOILET xAdbox
- ハレルヤ!
- Unveil(アンベール)
- toiv(トイビー)
- MIRAREF(ミラリフ)
TOILET xAdbox
TOILET xAdboxは、株式会社hunnyが運営する「トイレ動画広告配信サービス」です。
- タブレット 0円(初期費用税込33,000円と電気代がかかります)
- トイレ広告 40万円~
店内のトイレにタブレット端末を設置することで、設置しているお客様・店舗が「何もしなくても収益化」ができるようになります。
店内のトイレに端末を設置し、広告を配信するだけで、設備費や維持費無料の資産として、トイレを収益元に替えることが可能です。
また、トイレ内の個室空間は視界を遮るものがないプライベートな空間であるため、アピールしたい商品やサービスの魅力訴求に加えて深い理解を促すことが可能です。
トイレという場所で広告展開するため、男女の明確なセグメントも可能です。性別でターゲットを絞って商品をPRすることができるため、ユーザー満足度の高い媒体と考えられるでしょう。
加えて、xAdboxでは都内に広告面を多数保有しているため、ターゲットに近いユーザーに向けた広告配信が可能です。
アピールしたい商材やターゲットに応じて、最適な宣伝方法を選べます。サービスの内容や料金、広告出稿までの流れなどをわかりやすく説明した資料を下記より【無料】でダウンロードいただけます。トイレサイネージ広告を検討している方は参考になるので、ぜひご覧ください。
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【無料】資料をダウンロードするハレルヤ!
引用元:ハレルヤ公式HP
ハレルヤ!は、株式会社トランプスが提供するトイレ広告サービスです。
自宅以外の場所に設置するOOHメディア(Out Of Home)や、DOOH(Digital Out of Home=自宅以外の場所で接触するOOH)では叶わない、性別セグメントが可能なため、性別を絞ってアピールしたい要望にも対応できます。
ハレルヤ!と契約している飲食店には、無料でトイレットペーパーが配られるので固定費の削減にもつながります。
さらに、広告収益の一部は、国際NGOに寄付されるので、26カ国のトイレ整備や衛生習慣などの啓発活動に貢献できるのもポイントです。
Unveil(アンベール)
引用元:Unveil公式HP
アンベールは、株式会社バカンが提供する、性別ごとに配信できるトイレサイネージです。
情報量の少ないプライベート空間を活用し、届けたいユーザーに効果的なアピールが可能です。個室ドアの開閉と連動し、入室から約2分間で30秒の動画を配信。退室までループ再生されます。
オフィス以外にも、渋谷ヒカリエ ShinQsや恵比寿ガーデンプレイスなどの商業施設において、月間600万人のユーザーに向け広告を配信できます。主に20代~50代の、消費に積極的な層にアピールできるのが強みです。
toiv(トイビー)
引用元:トイビー公式HP
トイビーは、株式会社トイビーが提供する、飲食店個室トイレ内のサイネージ広告サービスです。
東京の主要エリア(恵比寿・中目黒・銀座・新橋)を中心に導入されており、エリアは順次拡大しています。
飲食店の個室トイレ内の壁面に、10インチのデジタルサイネージを設置。カメラではなく、自動便座センサー同様に、人感センサーで反応するのがポイントです。
- プレミアムプラン:49万5千円(税込)/月
- スタンダードプラン:38万5千円(税込)/月
用途に合わせて上記2プランから選べます。
MIRAREF(ミラリフ)
引用元:MIRAREF公式HP
ミラリフは、光を透過する特殊ミラーパネルを利用したデジタルサイネージ広告です。
- 足付きタイプ
- スタンドタイプ
- 壁掛けタイプ
上記3種類のタイプから設置スペースに合わせて最適なサイズを選べます。
センサー切り替えシステムを採用しており、人が近づくと画面が切り替わり広告が表示される仕組みです。広告は四隅へ移動するので、鏡としての機能を邪魔しません。
無線を利用するため、配線設備が整っていない場所での使用が可能です。
トイレサイネージ広告掲載までの流れ
トイレサイネージ広告を掲載する流れは、依頼する制作会社によって異なりますが、大まかな流れは大体同じです。
ただし、申し込みから広告掲載までは少し時間がかかる場合があります。早急にトイレサイネージ広告を掲載したい場合は、希望する納期に間に合うかを確認してください。
では最後に、株式会社hunny が提供する「TOILET xAdbox」を例に、トイレサイネージ広告掲載までの流れについて解説します。
- 広告主審査・空き枠確認
- クリエイティブ審査・申し込み・入稿
- 手続き完了・配信開始
広告主審査・空き枠確認
広告掲載の前提として、始めにLINEでのお問い合わせ後に、オンラインでのサービス説明に進みます。その後、テレビ電話で広告主審査と空き枠の確認を行います。
設置環境が整っていない場合は、トイレサイネージ広告を設置できません。事前に検知システムとサイネージの設置が可能であるかの確認が必要です。
設置が可能と確認できたら、空き枠の確認に進みます。
なお、詳細はLINEでお問い合わせ後の説明となりますが、その際に想定収益のシミュレーションも可能です。サービスの内容や料金、広告出稿までの流れなどをわかりやすく説明した資料を下記より【無料】でダウンロードいただけます。費用対効果の高い広告方法なので、気になる方はぜひご覧ください。
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【無料】資料をダウンロードするクリエイティブ審査・申し込み・入稿
クリエイティブ審査は、トイレサイネージに掲載する広告の内容や品質などをチェックします。審査対象は、静止画のサイズや動画の比率などです。
なお、クリエイティブ審査を行うにあたって、審査用のクリエイティブをお送りいただく必要があります。その後、同社や配信用施設への掲載確認を行います。
クリエイティブ審査は、申し込みと入稿といった流れです。申し込みは、所定の申し込みに則り、配信希望日の15営業日前までにお送りください。
入稿は配信希望日から7営業日前の17時までに、入稿規定に沿って連絡をお願いしています。
手続き完了・配信開始
上記の流れで全ての工程を終えると手続きは完了です。弊社にて配信内容を調整した後に配信準備に進み、予定日の00:00に配信開始となります。
なお、注意事項として、広告主審査やクリエイティブ審査は、混雑状況によっては時間がかかる場合があります。
7営業日前までに入稿されない場合、予定日に配信できない可能性があるので注意してください。また、設置業者によっては配信できないタブレットがあります。
サービスの内容や料金、広告出稿までの流れなどをわかりやすく説明した資料を下記より【無料】でダウンロードいただけます。費用対効果の高い広告方法なので、気になる方はぜひご覧ください。
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【無料】資料をダウンロードするまとめ
トイレサイネージ広告は、情報量の少ない空間を利用して、ディスプレイにデジタル広告を掲載するマーケティング手法です。トイレというプライベート空間を利用して、広告に集中できるため、高い訴求効果が期待できます。
また、街中の看板やポスター・チラシなどのアナログ広告では叶わなかった、タイムリーな情報を発信できるのも魅力といえるでしょう。
映像でアピールできるため訴求力にも優れており、トイレの特性を利用して性別に分けてターゲットを絞れるのもメリットです。
カメラや人感センサーなどの機能を活用すれば、ユーザー動向や広告を見た時間などの分析もできます。
企業や店舗で提供する商品やサービスを効果的に宣伝したい方は、ぜひこの機会にトイレサイネージ広告をご検討ください。